Payroll業務 齋藤さやかさん 北海道出身・トロント在住|キャリア目標のあるカナダ留学
「キャリアにつながる留学・進学」をサポートするMYNDS。私たちがこれまでにカウンセリング・留学サポートをし、現在は社会人としてカナダで活躍する方々にスポットを当てていきます。
- カナダ滞在歴…9年
- 卒業校…Seneca College
Accounting and Payroll(2年) - カナダの好きなところ…多種多様性を
それぞれが大切にしていること - 目標・目的を達成するために大切なこと…その時の最善を尽くすこと、諦めないと
現在について
ー現在のお仕事の内容を具体的に教えてください。
Payroll Coordinatorとしてトロントの公共交通機関の運転手のお給与と欠勤の情報管理をしています。13部署から毎日送られてくる支払い調節や欠勤情報を確認し、支払いが規定に沿って正確に行われているかを照合しながら、システムへの入力や支払いを行っています。
ーお仕事のやりがいは何ですか?
生活に必要不可欠なお給与の観点から、トロントの交通を最前線で動かしている方々の生活に携われることです。管理する運転手の人数も多く、週払いのため締め日が毎週あってタイトですが、無事にお給与支払いを終えた時には達成感があります。支払いエラーがあった際には、原因の究明と素早い対応で、社内で感謝されることもやりがいのひとつです。
当初の目標を見直してカレッジ進学へ。
留学前
ーカナダ留学を決めたきっかけや理由は何ですか?
中学生の頃から海外生活を夢見ており、カナダ留学を決めました。トロントを選んだ理由は、マルチカルチャーであり、経済都市であるからです。日本では金融機関で勤務していましたが、ワーキングホリデーの年齢制限と帰国後の転職のタイミングを考慮し、仕事を退職してカナダに来ました。
ーワーキングホリデーから、カレッジ進学を決意した経緯を教えてください。
当初の目標は、日常会話だけではなく時事問題のディベート等、自信を持って喋れるようになることで、帰国後は外資系企業への転職を考えていました。ワーホリ期間中の目標だったバリスタやバーテンダーとして働くことはできたのですが、転職のためにオフィスワークをカナダで経験したいとも思い始めました。ただ、自身のビジネス英語レベルの低さを痛感し、この頃からカレッジ進学を経ての就職活動を真剣に考え始めました。
プレゼン・エッセイ力をしっかり身に付けカレッジへ。
留学中
ーカレッジ進学にあたり苦労したことはありますか?
カレッジ進学に向けてのパスウェイコースやカレッジのプログラム選びにおいて、調べても分からないことが多く、MYNDSに助けてもらいました。MYNDSの紹介で通学した語学学校ESCのパスウェイコースは厳しかったですが、プレゼンやエッセイ等、アカデミックの基礎を叩き込まれ、後のカレッジ生活で役に立つものばかりでした。お陰でカレッジでの勉強もどのように進めるべきか迷うことはなく、紹介してもらったMYNDSには本当に感謝しています。
ーカレッジで学んだ内容や学習エピソードを教えてください。
Seneca CollegeでAccouting and Payrollを専攻し、会計基礎、Payroll、ビジネス・経済一般を学びました。日本での仕事経験を活かせる、またどの企業にも必要とされる分野であることから、このコースに決めました。授業ではグループワークに苦労したことを覚えています。グループ内の異なる考えを調整しつつ、一つのプレゼンやレポートにまとめるのが大変でした。
就活
ー就職活動のエピソードを教えてください。
レジュメ作成と面接練習に力を入れていました。今思い返すと効率的ではなかったかもしれませんが、レジュメは各求人に合わせて作成し、それを面接で語れるよう準備をしました。面接では緊張して自分の表情がこわばらないよう、鏡の前で練習し、友人にも面接練習に何度も付き合ってもらいました。
失敗は次に生かす糧となる。
キャリアアップにつながる心得
何事にも挑戦してみることが大切です。何か新しいことをやり遂げた後、自分の目標に繋がるものや新たな視野を手に入れることができます。私は就職した後もキャリアアップのためにSenior Payroll Coordinatorを務めるという挑戦をしました。リーダーとしてチームをまとめ、他部署との連携等、責任も重く苦労もしましたが、今までの自分の業務にはない新たな経験ができました。お陰で自分に自信を持つことができ、良い機会となりました。
カナダで就職を目指す学生へアドバイス
就職に繋がる方法は一つだけではありません。私の周りでも皆、異なったアプローチの仕方で仕事を見つけています。失敗を恐れず、自信を持って自分の目指す道に少しずつでも向かっていくことが大切です。
私は短期雇用として現在の仕事に就いた後、正社員になれましたが、今でもまだ目標のポジション獲得に向かっている最中です。諦めずに一歩一歩頑張っていきましょう!