【注目】住宅建築価格 高騰のトロント 世界トップ10入り|今日のニュース
バンクーバーも同時にランクイン
トロントの住宅市場は、価格高騰が続いていることで有名だ。ミレニアル世代の間で「不動産に投資する」と話題になると笑い話として扱われる程、現実的な数字ではないのである。2021年には、市場が過去最高を記録し、過去最高の売上平均価格を記録した。
例えば16 Kenrae Roadにあるおよそ300万ドルの$ 2,799,000で販売されている”バンガロー”は、小さめの2ベッドルーム、1バスルームのみである。
一軒家の平均費用が現在159万8,735ドルである都市部では、不動産投資は言うまでもなく、多くの人々にとって住居や土地を購入する余裕さえないのが現状だ。
コンドミニアムは一部の人にとっては選択肢の一つであるが、家族のために自分の家を持つことを夢見ている若いトロント市民にとって、それは非常に高い課題であると言えよう。
都市部のほぼすべての居住可能な家は、建設時の費用よりも指数関数的に上昇している。
イギリス・ロンドンのCapital onTapによって発表された新しい報告によると、カナダは建築資材のコストが比較的安いにもかかわらず、トロントは世界で住宅購入価格が高価な場所の1つであるとされている。
同社は、世界中の50の異なる都市を調査し、平均的なサイズの家を建設するのにかかる1平方メートルあたりの費用に基づいてデータを収集しランキングを発表。
1平方メートルあたりの住宅平均価格は1位香港、2位ロンドン、3位東京であり、トロントは1平方メートルあたりの平均価格が約3,197ドルで、世界で8番目に高い都市とされれた。また、カナダではバンクーバーもランクインしており、第9位であった。
Capital onTapのトップ10リストは次のとおり。
<平方メートルあたりの家を建てるのに最も高価な都市>
- 香港
- ロンドン
- 東京
- ニューヨーク
- シンガポール
- サンフランシスコ
- シアトル
- トロント
- バンクーバー
- ダブリン
参考記事:Blog TO https://www.blogto.com/real-estate-toronto/2022/01/toronto-ranked-one-most-expensive-cities-world-build-house/