【注目】トラック運転手による抗議デモ”Freedom Convoy 2022″まもなくオタワ集結へ|今日のニュース
カナダ政府の国境を越えるトラック運転手に対するCovid-19ワクチン義務対策に対して、大規模な抗議活動が起こっている。
これは、米国から国境を超える際にトラック運転手がCOVID-19ワクチンの接種義務があると発表したことが発端で生じたもの。米国も同様にワクチン未接種のトラック運転手に対する独自の制限を制定している。
この政策は1月15日に発効されているが、これに反対するトラック運転手がカナダ全国から集結し1月29日(土)にオタワの国会議事堂の外でデモを行うことが計画されている。
OPP Highway Safety Divisionのケリー・シュミット氏によると、「抗議の車両はおそらく27日から29日土曜まで、GTAエリアを通過する可能性があると認識している」と述べた。これには、大小さまざまな車両が、州全体のさまざまな地域(オンタリオ州西部、北部、ナイアガラから)からGTA地域に集まると予想されている。
当初は約1.600台の大型トラックが参加すると見られていたが、現在ではその数は大幅に増加し、5万台に近いと想定されている。
シュミット氏によると、これらのデモ車両により高速道路上で潜在的な混乱が生じる可能性があると警告し、ドライバーは事前に計画を立て、可能な限り影響を受ける道路を避けるよう呼びかけた。
オタワ警察によると、土曜日にも市内で2,000人規模のデモが計画されているため、週末に首都に旅行することは避ける、あるいは日程を調整するよう警告している。
抗議活動に対してオタワの当局者が警戒している一方で、公式の抗議組織は、デモが平和的である事を意図していると主張している。
この抗議活動「FreedomConvoy」の主催者によると、「私たちが何らかの形で「分離主義」または「テロリスト」であることを示す発言は、断固として誤りであり、この運動を中傷しようとする試みである」とFacebook経由で発行されたリリースで述べ、「私たちは平和で勤勉なカナダ人であり、私たちの国を愛し、すべてのカナダ人のために改善を望んでいる。」と話した。
主催者は、暴力的な行動ではなく、多くの賛同する人と共に”政治的なメッセージをオタワに届けること”に焦点を合わせており、「目標は、カナダ政府が国境を越えたCovid追跡パスポートや電話アプリ、すべてのCovid-19ワクチンの義務を廃止することを奨励する事だ」と述べている。
この活動に対して、GoFundMeを通じて600万ドル以上が集まっている。
City News https://toronto.citynews.ca/2022/01/27/ottawa-freedom-convoy-security/