【速報】カナダ・旅行者の入国前のCOVID検査を廃止へ|今日のニュース
3月17日(木)カナダは、ワクチン接種が完了した旅行者に対し、4月1日よりカナダ入国前72時間以内のCOVID-19検査による陰性証明の提示義務を廃止すると発表した。
現在も行われている、ランダムに選ばれた人へのPCRテストは継続されるが、結果が出るまでの期間の自己隔離は不要としている。
ワクチン未接種の場合は、カナダ国民は入国時に検査を受け14日間の隔離が必要で、隔離8日目の再テストを求めている。ワクチン未接種の外国人に関しては、いくつかの免除を除き入国禁止措置は継続するという。
ワクチン接種済みの大人と共に入国するワクチン未接種の子供に関しては、14日間の隔離を求めない方針だ。
現在の規則では、カナダに入国する全ての人にPCR検査による陰性証明の提示を義務付けており、Arrive CANを通してワクチン接種証明や隔離計画を提出する必要がある。
4月1日からは、すべての旅行者は、ArriveCANアプリまたはオンラインフォームを使用して、予防接種の証明やその他の必要な情報を入力する必要があり、これらの情報を未提出の場合は予防接種の状況に関係なく、検査と隔離の要件に該当する可能性があるという。
カナダ政府は、感染対策としてのワクチン政策を終了する意図はないということを示している形だ。
世界保健機関(WHO)がヨーロッパや西太平洋、アフリカなどの地域において再び感染拡大の傾向を指摘していることから、政府は、「カナダと海外の両方の感染状況に応じて変更が加えられる可能性がある」と述べている。