【コロナ】オンタリオ州 21日より学校を含む多くの屋内施設でマスク解除へ|今日のニュース
オンタリオ州では3月21日より公共交通機関や病院・介護施設などの特定の場所を除き、屋内のほとんどの施設でのマスク装着義務が解除される。
公共交通機関や病院、介護施設等のマスク着用義務は、少なくとも4月27日に廃止される予定だ。
TDSBはマスクの段階的な解除を求めるも州はこれを拒否
オンタリオ州最大の教育委員会であるTDSBは、これに先立ち、春休み明けに学校が再開されるにあたってマスク解除を段階的に導入するよう州政府に求めていた。
5歳から11歳の子供たちのワクチン接種率が低いことや、免疫不全によりワクチンの対象とならない学生やスタッフへのリスクを考慮することが理由だ。
しかし、州は学校のマスクに関連する政策は「州政府の権限の範囲内」であると繰り返し、事実上TDSBの提案を拒否した形だ。
この決定を受け、TDSBは「マスク装着は必須ではないが、強く奨励される」と述べている。
増加が予測される感染者数
木曜日に発表された新しいモデリングによると、病院とICUの病床率が、今後数週間で増加することが予測されている。
しかし、医療専門家は「オミクロン株のピークで見られるレベルにはほど遠い」と述べており、かつ感染者数の増加は一時的なものになるとの見方が強い。
来週より解除されるマスク装着義務の影響を考慮し、州の保健医官のキーラン・ムーア博士はリスクの高い環境下ではマスクを着用し続けるよう呼びかけている。
3月21日以降も以下の場合は公共の場所においてマスク装着が必要
- COVD-19診断後に5日間の自己隔離期間を終えた後の6〜10日間
- 濃厚接触者の場合
- カナダ国外からの入国後14日間