【注目】カナダ 歯科治療の自己負担軽減へ|今日のニュース
家族単位で世帯収入9万ドル未満が対象
3月22日火曜日、トルドー首相はジャグメート・シン党首率いる新民主党であるNDPと連立政権を発足したことを発表した。
これにより、現在の政府は2025年まで政権が維持されると共に、NDPの提唱する新たな歯科治療や、ファーマケアと呼ばれる薬物治療プログラムなどを推進することとなった。
政府によると、新しい歯科治療プログラムの対象となるのは、年収が9万ドル未満の家族であり、さらに、世帯収入が7万ドル未満の場合は自己負担が無くなるという。
つまり該当する世帯の歯科治療費用は政府が負担するため、無料となる。
このプログラムは、2022年に12歳未満の子供から開始し、2023年までに18歳未満と障害者や高齢者に拡大され、2025年までに対象者全員に拡大する予定だ。
発表によると約650万人がこのプログラムの対象となると想定されている。
参考: NARCITY