【第15回】2月の本 | トロントの本屋さん
みなさま、こんにちは。今月のトロントの本屋さんのコーナーは、わたくし堀内が担当させていただきます。トロントは現在冬真只中、今年は去年とは比べ物にならないくらい寒いですね。みなさまはいかがお過ごしでしょうか?私はというと今から遠い春はまだか、まだかと、鍋をつつきながら家から一歩も出ずに冬眠して過ごす毎日です。
春はまだか
H Jungle With t
CD Single
さて2月といえば、バレンタインデーがありますね。誰か私にチョコくれないですかね、親からしか貰ったことありません…。この記事を見たあなた!私は一年中プレゼント受付中です!是非ともよろしくお願いします!
しかし、ここカナダでは逆に男性が女性にプレゼントを渡すことの方が多いんだとか。日本とは全く違う習慣に驚くばかりですね。義理チョコなんてものもありませんから、「今日はチョコの日か」なんて思いながら、出かけたらガッカリしてしまうのでご注意を!
ギブ・ミー・チョコレート
やさしかった米兵と黒川村のぼく
宮下 正典 著(文芸社)
そっちのチョコレートかーい!!と、自分でツッコミを入れてみたり、みなかったり。
BABYMETAL
BABYMETAL(バップ)
ところで、このアルバム3曲目の「ギミチョコ!!」いい曲ですよね。なんといっても世界中で大人気ですからね。あのメタリカとも共演とは、いったいどこまで有名になるんでしょうか。アッパレです。歌詞のサビ部分を紹介してみましょう。
「だけど チョコレート
チョコレート
チョチョチョ いいかな?
でもね ちょっと wait
ちょっと待って チョチョチョ」
(笑)これがWorld Standardの歌詞というやつですかね!この曲、実は上田剛士氏というTHE MAD CAPSULE MARKETSというバンドの方が作曲しています。知っている人は懐かしい!という感じではないでしょうか。現在はAA=という名義で活躍しています!是非そちらもチェックしてみてください!
#5
AA=(ビクターエンタテインメント)
私の個人的な趣味の話になってしまいそうなので、一旦話を戻しましょうか。2月といえば節分でしょうか。豆を鬼に投げて厄払いという、みなさんご存知の行事ですね。ちなみにこの行事の説明を英語で出来ますか?
絵でわかる英語で紹介する日本文化桑原功次 著(ナツメ社)
こちらの本によると、節分はこのように説明するようです。
「鬼を追い払い、福を招き入れるために、立春の前の日に炒った豆をまきます。We scatter roasted soybeans to drive away devils and draw in happiness on the day before the first day of spring.
鬼は外、福は内というのが、豆まきの時の言葉です。Devils out, fortune in!! are the words said in the ceremony.」
これでどこまで伝わるのか大変興味深いところですね。
こちらの本では様々な日本の文化や物を英語で紹介しています。全編イラスト付きなので初めて日本の文化を聞く人にも、絵を見せながら説明できるので安心ですね。鬼の事をDevilなんて呼んでも、他のものを想像してしまいますからね。
私は鬼と聞くと毎回この方を思い浮べてしまいます。復活されてよかったですね。
北斗晶の〝鬼嫁流〟子育て
北斗晶 著(扶桑社)
ちなみに「鬼嫁」という言葉はこの方に商標登録されたようです。鬼ですね!ジャガー涙目!
という事で、お読みいただきましてありがとうございました。また来月号でお会いいたしましょう!
OCS Japanese Book Store
3160 Steeles Ave E(J-town内)
905-415-0611
Email: books-toronto@ocscanada.ca