teaの本 | トロントの本屋さん【第26回】 | カナダ・トロント今年はティーブームの予感。特集「紅茶、飲む?」
こんにちは!今回はOCS JAPANESE BOOKSTOREの大越がお送り致します。
日本でいうと2月は冬の最後の月といったところでしょうか?しかしながらトロントではまだまだ冬は続きます。
4月になっても雪が降るこの地では春はまだ遠いです…。特に今年の冬は寒いので、皆さん体調を崩さぬようにお気をつけください!
さて今回のテーマは「Tea」!!
日本人にとってのTeaといえばやはり日本茶。つまり抹茶や煎茶、ほうじ茶、玄米茶などではないでしょうか?
今や日本茶、特に抹茶、煎茶は世界的に認知されていて、健康ドリンクとして人気ですね。
ですが、カナディアンの中にはグリーンティーに砂糖とミルクを入れて飲む人もいるので、やはり本当の意味で日本茶の良さが知られていくには時間がかかるものだなと感じます…笑。
日本茶も有名な「Tea」ですが、紅茶は世界ナンバー1の知名度がある「Tea」ですよね!紅茶は茶全体の消費の8割を占めているとも言われていますので、紅茶は今や全世界の全ての国で飲まれ、愛好されるまでに普及しています。
そんな紅茶が世界を変えた??という本を見つけました!確かに紅茶なら世界を変えてたといっても過言ではありませんね。でも私は気になるのはコーラです…。コーラはどう世界を変えたのでしょうか?肥満の人を増やしたとかでしょうか?
世界を変えた6つの飲み物
ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、紅茶、コーラが語るもうひとつの歴史
トム・スタンデージ 著
新井崇嗣 訳(インターシフト)
ここで一息、私の得意分野マンガにいってみましょう!
お茶がテーマのマンガなんてあるのかな?と思っていたら結構ありました!特に気になったのがこちらです。
お茶に詳しくない人でも気楽に茶の種類や道具、淹れ方など茶にまつわる知識や薀蓄が得られます。
タイトルに茶柱が入っているのも、なんだか縁起が良さそうです!
茶柱倶楽部
青木幸子 著(芳文社)
新たな「Tea」ブームといえば、紅茶キノコはご存知ですか?Whole Foods Marketでは特設コーナーが作られているそうです!
英語名はKombuchaですが、昆布茶の事ではなく紅茶キノコの事です。なぜかというと、英語話者がゼラチン状の培地を海草(昆布)と誤解し、「昆布茶」と混同したものと推測されているそうです。
紅茶キノコは紅茶、もしくは緑茶に砂糖を加え、そこに培地で栽培されたキノコにも見えるゲル状の塊を12日から14日ほど漬け込む事で発酵させた飲み物です。
飲むだけで腸内の免疫力を向上させ、肌を保湿させる効果などあるのですね!
Kombucha Recipes Book
頑張り女子をケアする究極の発酵飲料「紅茶キノコ」レッスン
WOONIN 著(グラフィック社)
「Tea」と言っても飲み物だけではありません!最後は日本人ならば愛してやまないお茶漬けです!!
忙しい朝にもうってつけですし、体調が良くない時にもピッタリですね。
極うま!!お茶漬け帖
ほっとする美味しさ180
志賀靖子 料理(ベストセラーズ)
ではまた来月お会いしましょう〜!少しは暖かくなっている事を祈っています!
トロントにある日本の本屋さん
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