【日本滞在記】これぞミシュラン!大阪のお好み焼きに舌鼓|#編集部ブログ
ついにやってきました大阪!日本に一時帰国してから、実家のある宮崎に帰るまでの1ヶ月は日本や韓国を旅しています。東京の次の目的地は、大都市・大阪です。
道頓堀でグリコの看板を見に行くと、大阪に来たという実感が沸きます。やはり大阪の名所ということもあり、夜遅くでも外国人でたくさんあふれていました。写真を撮るのにも一苦労です。近くを歩いてみると、かに道楽の大きなカニを見かけたり、道頓堀を船でツアーする客を見かけたり、コロナ前以上ににぎわっている大阪の夜を見ることができました。
大阪といえば道頓堀だけではありません。街中に堂々とたたずむ大阪城、夜になるとネオンでいっぱいになる通天閣など、見るだけで楽しい場所はいくつもあります。初めて行くわけでもないのに、数年振りということもあって心が躍りました。
大阪はもちろん食べ物も有名ですよね。お好み焼き、たこ焼き、串カツ…。もちろん全部食べました。どれもおいしかったのですが、今回はミシュランにも掲載されているという絶品のお好み焼きやを紹介させてください。
なんば駅より歩いて数分の商店街の中に位置する、「お好み焼き 美津の」というお店です。インターネットでおいしいお好み焼き屋を調べてみると、このお店がミシュラン店として紹介されていて、お好み焼きなのにミシュランというのが気になって行ってみることにしました。実は私、お好み焼きがそこまで得意ではありません。どうしても小麦粉の生地がパンケーキみたいで、そこまで好んで食べてきませんでした。しかしこのお店一番人気の「山芋焼」は、100%山芋で作ったお好み焼きです。小麦粉を使わないというのは非常に珍しいのではないでしょうか。
8席ほどの狭い店内では、カウンター席しかありません。目の前で店員さんがお好み焼きを焼いてくださるスタイルで、山芋焼きも一から全部作ってくださいました。見た目はお好み焼きのようですが、やはり小麦粉を使っていないこともあって形が少しいびつです。全部山芋というのがどんな味なのか、一口口に入れるとわかります。おいしすぎます…!ふわっと柔らかな生地に、山芋の少しまろやかのようでさくっとした食感がおもしろい。普通のお好み焼きと明らかに違います。あまりのおいしさに、口に入れた瞬間に目を大きく開いてしまったほどです。さすがNo.1メニュー、最高です。
今回は時間がなく、お好み焼きと焼きそばしか注文できませんでした(忙しい時間帯は、追加注文不可とのこと)。焼きそばも少し太めの麺にしその葉がアクセントで添えられているおもしろい料理でした。クセがなく、ペロリといただきました。これはミシュランも取るわ…と納得の名店です。客層を見ると外国の方が80%ほどだったと思います。これは日本の皆さんにも広めたい、ということで、皆さんも大阪に行くことがあればぜひ訪ねてみてください。食べてみる価値ありです!
福島未来
ザ・文系なのにデータ分析を学ぶためトロントに留学に来た元新聞記者。宮崎県出身なので冬は大の苦手。趣味は映画鑑賞とK-pop!フィンチの韓国系カラオケ店によく出没します。将来の夢はデータジャーナリスト。