大好きな韓国ジャージャー麺がトロントにも…!久しぶりの味に興奮|#編集部ブログ
韓国料理を愛してやまない私。東京に住んでいた時は、コリアンタウンである新大久保によく通ったものです。トロントに来てからも、友人たちと食事をしに行くのは大体韓国料理屋。純豆腐チゲや韓国ラーメンなど、好きなものは数えきれないほどです。
新大久保に行った時、とても気に入っていたジャージャー麺屋がありました。「香港飯店」といって、韓国ジャージャー麺とタンスユク(韓国酢豚)、韓国チャンポンで韓国でも人気のチェーン店です。とてもおいしいので、行くたびに店の外で待っている人がいるほど人気店でした。先日、韓国人の友人に「香港飯店っていうレストランが好きだったんだよね〜」と何気なく話した時のこと。「あれ、トロントにもあるよ」。…なんということでしょう!私のお気に入りのレストランが、なんとトロントにも進出していたなんて…!ということで、大興奮の私を友人がお店まで連れて行ってくれました。
トロントでの店名は「PAIK’s NOODLE」。フィンチ駅から車で東に7分ほどの場所にあります。赤を基調とした店内は、新大久保で通っていた店と同じです。雰囲気が全く一緒なので(チェーンなので当たり前かもしれませんが)、味にも期待大です。やっぱりここは王道に、ジャージャー麺とタンスユクをオーダーすることにしました。ジャージャー麺とタンスユクのセットは韓国人にはたり前のようで、その文化に私も惚れ込んでいます。
待つこと5分。まずは韓国酢豚、タンスユクが運ばれてきました。見ているだけでよだれが止まりません。熱々なのでゆっくりと口へ運ぶと、「ああ、この味だ!」とニヤニヤが止まらない久しぶりの味を感じました。絶妙な甘酢ソースと鶏肉の柔らかさがたまりません。そしてついに主役の登場です。
待っていましたジャージャー麺。見た目も東京で食べていたものと同じです。少し感動のような感情を抱きながら、麺を混ぜ合わせます。麺が長いのでハサミで半分に切り、箸を両手にそれぞれ1本ずつ持って思い切りかきまぜるのが韓国式です。いよいよ1口目。「懐かしい…おいしい…!」。最高です。これです、この味です。中国のジャージャー麺と異なり、独特の甘さがたまらない韓国ジャージャー麺。量は少し多いのですが、タンスユクと交互に食べながら飽きることなく最後まで楽しむことができますし、なかなか家では作れない料理ということもあって1口1口を味わっていただきました。最後の1口は、口に入れるのが惜しかったくらいです。
トロントは食の多様性もある街と言われますが、やはり日本で食べた思い出の料理をトロントの地でも味わうことができるのはこの上ない幸せでした。トロントにいる間は、できる限り通ってみようと思います!
福島未来
ザ・文系なのにデータ分析を学ぶためトロントに留学に来た元新聞記者。宮崎県出身なので冬は大の苦手。趣味は映画鑑賞とK-pop!フィンチの韓国系カラオケ店によく出没します。将来の夢はデータジャーナリスト。