Sakura
Erikoです。
みなさんはトロントの桜を満喫しましたか?
桜を観ながら『私は日本人だなー』なんて考えていたある日。
桜について調べてみました!
・日本での桜は、開花のみならず、散って行く儚さや潔さも、愛玩の対象となっている。
・古くから桜は、諸行無常といった感覚にたとえられており、ぱっと咲き、さっと散る姿ははかない人生を投影する対象となった。
(諸行無常とは、この世の現実存在はすべて、すがたも本質も常に流動変化するものであり、一瞬といえども存在は同一性を保持することができないことをいう。)
・江戸時代、桜が「もののあはれ」などと基調とする日本人の精神具体的な例えとみなした。
(もののあわれは、折に触れ、目に見、耳に聞くものごとに触発されて生ずる、しみじみとした情趣や、無常観的な哀愁である。苦悩にみちた王朝女性の心から生まれた生活理想であり、美的理念であるとされている。日本文化においての美意識、価値観に影響を与えた思想である。)
桜との関わりや歴史や知ると、日本人である私たちが桜をみて、美しいと感じ、心が和むことに納得します。
海外で生活をすると、日本で培った感覚や価値観が当たり前ではない世界だということに気づきます。
北米では『沈黙の裏に隠されるものなどない!』と言われてしまいそうですが、こういった情緒を感じる精神こそ、日本独特のいわゆる大和心で、それが日本人、日本の美しさということだと感じます。桜を鑑賞する感覚を心得ていること、ラッキー!です。
近所のTrinity Bellwoods Park にも桜が!
そういえば、去年この桜の木が植えられていたのを思い出しました。
Baby桜はなんとも可愛らしく、桜の成長と共に、これからのトロントの発展を思わせる様な景色でした。