トラベルハイ真っ只中@インド|クリエイティブ・ディレクターMの脳内ログ|#編集部ブログ
少し遅れましたが、ハッピー・ディワリ。ディワリはインド人にとって、1年で最も重要な行事で、日本でいうお正月のような感じです。
まさか2年連続でディワリを体験するとは思っていませんでしたが、夜中まで続く大量の花火の音には、一生慣れる気がしません。
スノーバード5週目、インドでの生活も1週間以上経ちましたが、ショッピングモールなどで見かける、インドの繊細な刺繍が施されたドレスやパンツ、それに合うバッグやアクセサリーなど、どれもとてつもなく可愛くて、只今トラベルハイ真っ只中です。
今後のアジア周遊を考え、荷物をコンパクトに抑えるため、物欲をグッと堪えています。去年は耐えきれず、ワンピースとアクセサリーを数点買ってしまいましたが、トロントでまだ一度も着けていません笑。恐るべしトラベルハイ…。
今は、一般家庭にお邪魔しています。朝起きるとチャイとビスケットが用意されており、その後、朝食が出てきます。しかもこの一週間、毎日異なるメニューです。午前中にシェフが家に訪れ、朝、昼、晩御飯の調理。また、別のメイドさんが部屋の掃除や洗濯、食器の洗い物など、毎日すべて行ってくれます。お金持ちのお宅ではなく、普通の家庭でこの待遇です。
ということで、私はいま、ダメ人間まっしぐら笑。さすがに喉が渇いた時は、自分で水を飲んでいますが、富裕層クラスのインド人の友人は「カナダに来るまで、水さえ自分で入れたことがなかった」とのこと。恐るべしインド。
ただ、一歩外に出ると、貧困層の方もまだまだ多く、できる限り少しでも力になれればとチップなどを多めに渡すこともありますが、なんせ数が多い!個人では全ての人を助けることが到底できません。
大きな支援団体を通して募金をすると、どうしても運営費などでカットされる額も多くなるため、私は極力、自力で見える人を助けるという選択をしています。読者の皆様も、もし、旅先で困っている人、特にお年寄りでも頑張って物を売って働いている人、障がいがあり働けない人などを見かけたら、物を買ってあげて少し多めに支払ったり、1食分の食事を購入してあげるなど、少しでもご協力をお願いいたします。その人の1日がほんの少しでも良くなりますように。
マユミ
物静か過ぎて大阪出身だとわかってもらえないグラフィックデザイナー。好奇心旺盛な小心者。ものづくりと旅行とマンゴーを好む。夏場はかなりの頻度でトロントのパティオに出没する。インスタグラム:@mayumigds