山口晃司・笛木良彦「新しい日本の響き」
津軽三味線×和太鼓ライブコンサート
2015北米ツアー・トロント公演 4月16日@日系文化会館・小林ホール




日本のみならず海外でも活躍中の若き日本伝統音楽家、山口晃司氏と笛木良彦氏による津軽三味線&和太鼓ライブコンサート「新しい日本の響き」北米ツアーのトロント公演が4月16日に日系文化会館・小林ホールで行われ、日本の伝統的音色に新しい息吹を吹き込まれたような演奏に会場は拍手喝采、アンコールを送るなど、スタンディング・オベーションに包まれた。
開演に伴い、日系文化会館館長ジェームズ・ヘロン氏より日英両語にて挨拶があり、今年は1963年の開館以来、最も繁忙を極めているとしてイベントの成功を祝うと共に、遠路はるばるこの北米ツアー公演のために来加した二人に感謝の言葉を述べた。
ヘロン氏の挨拶後、日本の伝統芸能にふさわしい着物衣装をまとった山口氏と笛木氏がステージに登場し、伝統的な民謡をはじめ、オリジナル楽曲、日本歌謡曲、さらには洋楽のカバーまで幅広いジャンルの楽曲を披露。観客を大いに楽しませた。通訳の助けを得ながら英語で観客に掛け声をかけたり、観客と一緒に童謡を歌ったりするなど、終始観客とのコミュニケーションを図っていたその姿勢に会場も一体となり、盛り上がった一夜となった。
日系文化会館公演は今回が2度目の山口氏だが、コラボレーションライブツアーとしては今回の北米ツアーが初の海外公演。観客の中には、前回の山口氏の公演に感動し今公演を楽しみに来場したファンも多く、そんなファンの期待に応えようと、演奏後のファンサービスでCD購入後サインをしたり、写真撮影したりと常に交流の場を設けていた両者。公演を終えて、笛木氏は「とても盛り上がっていたので嬉しい」、山口氏は「楽しかった。また、観客の温かさを感じた。I’ll be back!」と感想を述べていた。演奏者が感じる音楽の楽しさを観客にも味わってほしいという心が端々に伝わるような公演だった。また是非ともトロント公演に戻って来る日を心待ちにしたい。



