スフィンクス猫との出会い あまりの可愛さに胸キュン|#編集部ブログ
毎月、ホストファミリーの親戚の家を訪れてディナーに参加させていただいています。そこではカナダ人の“食”を堪能できたり、ネイティブのとても速い英語を経験したり、スポーツやテレビドラマなどカナダで流行っているものを知ることができたりと、かなりカナダ文化について染まることができる貴重な時間です。そのご家庭に、新しい“家族”が増えていました。
毛がない猫として知られている、スフィンクスという種類の「バディ」君です。写真やテレビで見たことはありましたが、実際にこの目で見るのは初めてでした。日本の実家に毛がフサフサの猫を飼っている私にとって、毛が全くなく肌が剥き出しになっている猫というのはとても興味深く感じられました。
猫をなでるとモフモフしていて気持ちの良いものだと思っていましたが、バディ君はそんな感触がするはずがありません。恐る恐るなでてみると…温かい…!そして、何とも言えない肌の感触に、ずっと撫でていてあげたい気分になりました。おそらくですが、毛がないためにいつも体を温かくして自分の体を守っているのではないかと思います。うちの実家の猫は人が嫌いなのか触るとすぐ逃げるのですが、バディ君は撫でてくれと言わんばかりに自分から体を押し付けてくるではありませんか。あまりの可愛さに撫でる手が止まるはずもなく、幸せな気分にずっと浸っていました。
途中、撫でられて気持ちよくなったのか私の膝の上で目を閉じてリラックスしていたようで、それを見たホストファミリーの親戚からは「すごく懐いているね〜お気に入りのスポットになったんだろうね」と嬉しいお言葉も。猫も犬も、どんな動物だろうと人間を癒してくれる尊い存在に違いありません。実家の猫に会いたくなると同時に、カナダでもペット飼いたいなあという新しい夢ができた瞬間でした。
福島未来
ザ・文系なのにデータ分析を学ぶためトロントに留学に来た元新聞記者。宮崎県出身なので冬は大の苦手。趣味は映画鑑賞とK-pop!フィンチの韓国系カラオケ店によく出没します。将来の夢はデータジャーナリスト。