【第48回】生成AIサービスをカナダ株投資に活用する!|みらいのカナダ株式投資大作戦
今回は昨年から話題になっている「生成AI(Generative AI)」をカナダ株投資に役立てようってお話をしますね。
「生成AI、あなたは使ったことありますか?
生成AIが登場して間もなくの頃は、動作が遅かったり、嘘をついたり(ハルシネーション)と、様々なデメリットもありました。ですが、最近はパフォーマンスが改善されたり、ネット検索機能が追加されたりと、かなり実用的になってきているように思います。今回はいくつか具体的な生成AIサービスを挙げながら、カナダ株投資への活用を一緒に考えてみましょう!
改めて、生成AIとは
改めて生成AIとは、大量のデータを元にパターンを見つけ出し、そこから新しい情報やコンテンツを自動生成する技術です。テキスト、画像、音声など多様な分野で活用されています。
Open AIのChatGPTが有名ですが、他にもGoogleのGeminiやAnthropicのClaudeなど多様なサービスが登場しています。
今回紹介したいのは、「生成AIは投資・資産形成にも活用できる」というお話。
今までは、詳しい人がの解説をSNSで探す日々だったかもしれません。でも、これからは違います。複雑な分析はAIにお任せできるんです。
わたしも使ってます!!
ここで実例紹介、としてわたしが生成AIを使ってる話をしますね。わたしは投資の情報収集や理解を深めるとの観点でAIサービスを使っています。
わたしのイチオシはGoogleの「NotebookLM(https://notebooklm.google/)」。
NotebookLMはPDFやウェブサイトなどの情報ソースを与えると、その内容に従って詳しく解説してくれるAIサービスで、前述のGeminiが活用されています。
冒頭でもちょっと触れたように、生成AIのデメリットの1つは「嘘をつくこと」。投資のようなお金が絡む事柄で嘘をつかれたら困りますよね。
NotebookLMは事前に情報ソースを与えるため、不正確な回答が起こりにくいのが強みです。
カナダ株投資におすすめの使い方の1つが、企業のAnnual Reportをダウンロードし、そのままNotebookLMにアップロードすること(例えば:https://x.com/instockexnet/status/1800481461067555258)。
Annual Reportには企業活動のすべてが書かれているにもかかわらず、あまりにも長文+難解で読むのが大変です。
そんな時に、NotebookLMを活用すれば、内容を要約したり、特定の項目を詳しく説明してくれたりするのです!
これすごいですよ、企業への理解が一気に進みます。
ちなみに、NotebookLMは真面目過ぎて、「情報ソースに書かれていないこと」への対応ができません(ちょっと頑固ですねw)。
そこで、Annual Reportに書かれている難しい用語などは、ChatGPTやGeminiに聞けば教えてもらえます。
利用上の注意点
と、便利なAIですが、もちろん注意点も。AIのデメリットは「嘘をつくこと(3度目)」。一見それっぽい回答はもらえますが、間違っている、架空の話をでっちあげているといったケースも結構あります。
AIの助けを借りつつも、最終的にはあなた自身が考え、判断することが重要です。
まとめ
というわけで、今回はカナダ株投資にも役立つ生成AIというかAI関連サービスの話でした!
と、こんな記事を書いてるときにも、ちょうどこんな話も。
“Claude3で決算短信を入れて、「グラフにしてください」と言うと、速攻で作ってくれるようになったの、会社の業績を見るのにすごい役に立ちます”
(出典:https://x.com/kensuu/status/1803929068124991495)
まさに日進月歩の世界。これからも便利なサービスが次々と登場しそうですね!!