【第72回】ぶっちゃけ、カナダ株への投資ってどうなん?|みらいのカナダ株式投資大作戦
こんにちは、みらいあせっとです!今回のテーマは「ぶっちゃけ、カナダ株への投資ってどうなん?」
例えば、SNSで日本語の投資情報を求めると、S&P500とかオルカン、はたまたNasdaq 100とかAIとか、さらには日本の高配当株…、みたいな話題はたくさん見つかるかと思います。一方、「カナダの株に投資して儲けた」って日本語の話題はめっちゃ少ない。だから、「自分はカナダの株に投資して良いのかな?」って思う場面も少なからずあると思うんです。今の時代、情報はChatGPTが教えてくれます。でも、みんながやってないことを自分だけやるのは勇気がいるもの。今回はそういったところに触れてみたいと思いました。
なぜ、日本在住の日本人投資家たちはカナダ株に投資しないの?
最初にここ触れてみましょう。なぜカナダ株は日本人のSNSの中で話題になりにくいのか。
そもそもの話として、日本在住の投資家が、カナダ株に直接投資するのが難しいという制度的な障壁があります。日本の主要な証券会社では取り扱いがないんですよね、カナダ株って。
まず、ここで「カナダ株って投資できないんですね・・・」ってなる。
しかし、実は有名なカナダの企業は米国にも上場しているため、よくよく見れば「あ、これカナダの企業じゃん!」ってケースもあります。
しかし、それでも話題になりにくいのは、それら銘柄が金融やエネルギー、資源といった、「花のある業種」ではないからです。
米国株には期待で買われやすい銘柄がたくさんあります。最近ですとエヌビディアとかAI関連銘柄ですね。
一方、カナダでは著名な銀行のほか、BSEやエンブリッジなど、成長性よりも配当利回りの高さで選ばれやすい企業が多いです。
雑に言えば、米国株はグロースな市場であり、カナダ株はバリューな市場です。
そういう銘柄の違いゆえに、SNSでは構造的にカナダ株への熱狂が生まれにくい、と個人的には思うんです。
でも、カナダ株のパフォーマンスいい感じだぞ?
さて、ここでカナダ株の様子として、S&Pトロント総合指数のチャートを見てみましょう(ぜひ「S&Pトロント総合指数」で検索してみてください。その際、できるだけ長い期間で見てください)。
すると、S&Pトロント総合指数は、長期的には値上がりし続けてきたことがわかるかと思います。特に2024年ごろからは値上がりに勢いがついていますね。
投資とは難しいもので、SNSで熱狂していなくても、成績的には悪くないケースって多々あります。
少し脱線しますが、日本株の話しますね。
日経平均株価は2013年からほぼ一貫して値上がりしていますが、特にNISA(日本の非課税制度)から投資に入った人たちの間で「日本株を買いたい」という声が強くなってきたのは、2024年前後ぐらいだったように思います。ちょうど平成バブルの高値を超えた頃です。
個人的に印象的なのが、ここ数年は「日本株を買っててよかった」という声をSNSで、特に経験の浅い投資家の間でよく目にするようになったことです。「日本株はねぇ・・・」と忌避感があった頃からはだいぶ変わったなぁと。
で、結局カナダ株への投資ってどうなん?
ここまでの話で伝えたいのは、
- カナダ市場は日本国内のサービス的な理由もあって、日本人投資家の間では話題になりにくい
- SNSでの話題性と実際の相場のパフォーマンスは必ずしも連動しない
- SNSでの熱狂はたいてい相場より遅れてやってくる
投資の世界には「卵は一つのかごに盛るな」という有名な格言があります。これは資産を様々な市場や銘柄の分散することで、1つの市場、1つの銘柄の影響を抑えようという考え方です。
米国市場が好調な時期もあれば、カナダ株や日本株が強い時期もあります。どの市場が次に伸びるかを当て続けるのはかなり難しい。
そのため、結論としては、自分の資産をカナダを含む複数の市場へ分散させる。というのが妥当なところだと思います。
なお、カナダにはインフレに強い銘柄も多いですし、資源がたくさん産出する先進国としては、この時代おもしろい立ち位置なんじゃないかと、個人的には感じるところです。
そういえば、昔買ったカナダETFは今いくらになってるかなぁ(ほったらかし笑)。








