カナディアンに絶大な人気を誇るスバル・アウトバックで、自然豊かなオタワの双子都市、ガティノーへ
“カナダの大自然に負けないタフさを備えた、アウトドア好き必見の一台”
高い走破性と抜群の安定感を持つOUTBACKと一緒なら、カナダが生んだ大自然のワイルドなオフロードもワクワクしながら走り抜けられる。360度どこから眺めても洗練されて逞しさを感じる姿とダイナミックで上質な走りを提供してくれるOUTBACKは、カナディアンに絶大な人気を誇るスバルのクロスオーバーSUV。
“オタワの双子都市、森や湖と出会える自然豊かなガティノーへ”
今回訪れたのは、オタワ・ガティノー。トロントから北東へ実に400キロほど離れ、壮大な自然が優しく街全体を包み込んでいるその地では、都会の喧騒を忘れて、いつもとは少し違ったヨーロッパのエッセンスを感じながら、ゆったりリラックスした休日を過ごせる。紅葉がまだ見られる最後のチャンスということもあり、今回は前から訪れてみたかったガティノーパークを目指すことにした。
“いかなる道でもブレない強さと極上の走りの質感”
トロントを抜け出して、オンタリオ湖沿いをまっすぐに走るは、ハイウェイ401。長い直線距離を、ひたすら東へ東へと進んで行く。運転中、絶えず僕をワクワクさせてくれるスバルがもたらす極上の走りは、シンメトリカルAWDとSUBARU BOXERの技術無しには語れない。雪道や悪路でもブレないという抜群の安定感と、路面をなめらかに導いてくれる上質で気持ちの良いエンジンフィーリング。いつどんな時でも安定したスムーズな走りを愉しめるのは、スバルならではの技術の賜物だ。
またハイウェイを走る時は、いつも迷わず僕の右手がステアリングの右側のスイッチを押すのだが、これはアクティブクルーズコントロールをオンにするためだ。先行者に一定の距離を保った状態で追従し、ペダル操作を少なくしてくれるこの優秀な相棒のおかげで、ドライブ後の足の疲労感はかなり軽減されるようになった。特に今回のような長時間ドライブの場合には絶大な差が生まれるので、読者の皆さんに心からお勧めしたい。
そして、家族を飽きさせることなく長時間ドライブを楽しむには、車内エンターテイメントの存在を忘れてはならない。見やすい大画面7インチタッチスクリーンと手持ちのスマホをSUBARU STARLINKアプリで瞬時にセットアップすれば、いつものお気に入りの音楽がオーディオ業界を牽引する一流ブランド、ハーマン・カードン社製スピーカーから流れ出す。家族みんなのご機嫌を創り出してくれる最高の車内空間に改めて感謝したい。
“歴史が息づく首都圏の広大な自然保護公園、ガティノーパーク”
あっという間にロングドライブも終盤、オタワ川を越え、無事ガティノーパークに到着。ここは361平方キロメートルという広大な敷地面積を誇り、年間2700万人が訪れるという超人気スポットだ。この秋から冬にかけての季節は、赤や黄色や橙に染まる紅葉と青空とのコントラストが圧巻である。
パーク内で訪れた、マッケンジー・キング・エステイトは、カナダ12・14・16代目首相、ウィリアム・ライアン・マッケンジー・キング氏の別邸であり、未だこの地に残されている。「かつての首相はここで、この国の行く末を考えていたのだろうか」などと思いを馳せてみれば、なんだかノスタルジックな気分になる。
そして、ピンクレイクというガティノーパーク内の美しい湖のほとりを散策し、大自然の雄大さを思う存分満喫した。夏にはトレイルをハイキング、冬にはクロスカントリーやスノーシューを楽しめるようで、一年を通してこれぞカナダスタイル!を味わえるスポットとなっている。
“ロードトリップで発揮されるOUTBACKの驚異的な走破性”
しばしパーク内でハイキングを楽しんだ後は、クルマに戻りパークを北上、山の中にある本日の宿泊先、コテージへ。起伏の激しい山道を行く時には、X-MODEをオンにする。エンジンやAWDなどを統合制御し、ブレーキ・4輪の駆動力を適切にコントロールしてくれるから、もう山道の運転を恐れる必要はない。同機能は、これからの季節、冬の雪道でも大活躍してくれることだろう。そして、両手を伝ってひしひし感じる底知れない力強さ。最大1224kgの牽引能力を持つこのクルマは、挑戦的な山道の上でなんとも軽快なステアリングを提供してくれた。
コテージで目覚めた次の朝。新鮮な空気を肺いっぱいに取り込み、昨日のロングドライブを支えてくれた愛車に目をやると、朝露が降りたったラピスブルーパール色の肌が、太陽に反射してキラキラと光っていた。
朝食と身支度を済ませた後、収納力抜群の広いカーゴスペースに沢山の荷物を詰めて、クルマに乗り込み、シートヒーターをオン。森の朝はやはり少し肌寒いのだが、これがあればそんな1日のスタートも気になることはない。「次の休みはどこへ行こう?」このクルマの中では、そんな会話が自然と生まれてくる。スバルのこだわりと技術が細部にわたって詰め込まれたOUTBACKの絶大なる安心感に身を委ね、帰りの走りを満喫すべく、ガティノーパークを後にした。