【日本滞在記】夏だ!祭りだ!最高の夜だ!|#編集部ブログ
夏といえば、やっぱり祭りです!日本帰国中の今、多くの夏祭りが毎週のように開催されています。地元宮崎では、毎年夏に宮崎市中心地の大通りを封鎖してダンスパフォーマンスを通して楽しむ「えれこっちゃみやざき」という祭りがあります。コロナ禍を乗り越え4年ぶりの通常開催ともあり、2日間で20万人近くが来場したとのこと。一時帰国中の私も、もちろん祭りの雰囲気と屋台飯を楽しみに行ってきました。
封鎖された通りでは、長テーブルに座って焼きそば、地鶏、肉巻きおにぎり、ビールなどを楽しむ市民でいっぱい。太鼓のパフォーマンスのにぎやかな音が聞こえてきたり、祭ばやしがどこからともなく流れてきたりする空間は、「これぞ日本の祭り」と言わんばかりの盛り上がりを見せていました。市民総踊りという、学校や会社の人々が法被を着て踊るパフォーマンスが行われていた通りでは食べ物だけではなくヨーヨー釣りや金魚すくいのような祭りならではの遊びコーナーも用意されています。
沿道に並ぶ屋台を見ると、なぜか懐かしくなるこの気持ち。それに加えて、今回はコロナ後初めてマスク着用が義務化されていない祭りということもありより一層開放的な気持ちにもなる夜。みんなが大声で笑っている。浴衣を着て、おいしい屋台のご飯を食べたりビールを飲んだり楽しそうにしている。たったこれだけの夏の景色が、こんなに美しく、温かく見えるときが来るなんて思ってもいませんでした。
胸がいっぱいになりながら祭りを一通り歩き、私が今回とても楽しみにしていた屋台の焼きそばをご飯にいただきました。パックに入った焼きそばを食べるのが、私にとって一番「祭りに来た!」と感じることかもしれません。ただの焼きそばのはずだけど、なぜかとってもおいしいのが祭りの焼きそば。じっくり味わって完食しました。
おいしいご飯に楽しいパフォーマンスが盛りだくさんだった宮崎の祭り。最高の夏の思い出ができました。各地で猛暑を記録する今年の夏ですが、気温だけではなく私たちの心も熱く盛り上がる夏です!
福島未来
ザ・文系なのにデータ分析を学ぶためトロントに留学に来た元新聞記者。宮崎県出身なので冬は大の苦手。趣味は映画鑑賞とK-pop!フィンチの韓国系カラオケ店によく出没します。将来の夢はデータジャーナリスト。