第8回 トロント日本映画祭 6月6日~27日 日系文化会館主催
女優の多部未華子さんや大森立嗣監督、そしてガレッジセールのゴリさんこと照屋年之監督がゲストとして登場!
北米最大の日本映画の祭典が今年も6月にトロントで開催される。昨年は斎藤工さんと松岡茉優さんがレッドカーペットに登場し大きな話題となったが、第8回目となる今年は、女優の多部未華子さんと大森立嗣監督が特別ゲストとして登場が決定している。
例年同様、今年も魅力的な作品が多く、盛り上がること間違いなしの映画祭だが、今回は上映予定の注目映画の中から10作品を紹介する。
注目1: 女優 多部未華子さんが特別ゲストで登場!
1989年生まれ。2002年に女優デビューし、「仰げば尊し」(TBS)、「先に生まれただけの僕」(NTV)、『ピース オブ ケイク』(15年)、『あやしい彼女』(16年)、『続・深夜食堂』(16年)、『日日是好日』(18年)、『トラさん~僕が猫になったワケ~』(19年)などドラマ、映画だけでなく、多数の舞台、CMなどに出演。今後は、Netflix「リラックマとカオルさん」(声優)、『アイネクライネナハトムジーク』などが控えている。
8日上映 幕末の京都、生き残りをかけた戦い
多十郎殉愛記
監督: 中島貞夫/ 出演:高良健吾、多部未華子、他
自堕落に過ごしていた多十郎(高良)だが、ある日を境に追われる身となり…。
注目2: 大森立嗣監督が特別ゲストとして、26日上映『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』、27日上映『日日是好日』に登場。
2013年に吉田修一原作『さよなら渓谷』を映画化し、モスクワ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、審査員特別賞を受賞した。2017年には三浦しおん原作『光』を映画化し、ローマ国際映画祭のオフィシャル・セレクションで上映されるなど、今後も注目度が高い。
27日上映 クロージングレセプション上映作品
一期一会の感動作
日日是好日(にちにちこれこうじつ)
監督:大森立嗣 / 出演:黒木華、樹木希林、多部未華子、他
お茶の魅力に惹かれた女性たちが、お茶室で大冒険をする。
母が遺した“愛のかたち”に涙する!感動の実話
母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。
監督:大森立嗣 / 主演・安田顕、共演・倍賞美津子、松下奈緒、村上淳、他
母と別れて1年後に届いた、想像を超えた“驚くべき贈り物”とは。
注目3: 照屋年之監督が登場決定!
沖縄の離島、粟国島の家族の絆
洗骨
監督:照屋年之 / 出演:奥田瑛二、筒井道隆、他
母の“洗骨”のために帰郷した息子、剛(筒井)。ばらばらになった家族は、絆を取り戻せるのだろうか。
上映作品紹介
JCCC会員 $10(5枚パス:$45、10枚パス:$90)
一般 $12(5枚パス:$50、10枚パス:$100)
チケット購入・問い合わせ先: JCCCレセプション
公式HP: torontojff.com / 電話: 416-441-2345
強さとやさしさで悪に立ち向かう
居眠り磐音
監督:本木克英 / 出演:松坂桃李、木村文乃、他
幼馴染・愛する人を失い浪人となった主人公磐音(松坂)だが、やがて新たな生活を取り戻していき…。佐伯泰英の人気時代劇小説「居眠り磐音 決定版」シリーズを映画化。
RAILWAYSシリーズ最新作
かぞくいろ ―RAILWAYS わたしたちの出発-
監督:吉田康弘 / 出演:有村架純、國村隼、他
主人公晶(有村)は、夫の突然の死のあと、その連れ子、そして義父との共同生活を始める。一度家族を失った三人は、再び家族になれるのか。
池井戸潤の原作が映画化
七つの会議
監督:福澤克雄 / 出演:北大路欣也、片岡愛之助、野村萬斎、他
中堅メーカー営業課課長・坂戸(片岡)に起こった不可解なパワハラ騒動と人事異動。そこには、想像を絶する秘密と闇が隠されていた。
平成最後の危険なコメディ?
麻雀放浪記2020
監督:白石和彌 / 出演:斎藤工、ベッキー、的場浩司、他
1945年の戦後から2020年現代にやってきた天才ギャンブラー(斎藤)が、闘いを繰り広げる。新たな世界大戦の勃発により、東京オリンピックが中止となった2020年の東京が舞台。
猫と人の愛しい物語
ねことじいちゃん
監督:岩合光昭 / 出演:立川志の輔、柴咲コウ、柄本佑、他
妻に先立たれ、飼い猫・タマと暮らす大吉(立川)。平穏な日常を送っていたが、ある日タマが姿を消してしまう。
不可能なミッションを守り切れるのか!?
ザ・ファブル
監督:江口カン / 出演:岡田准一、木村文乃、山本美月、他
殺し屋”ファブル”(岡田)に与えられたミッションは「誰も殺すな」。しかし、世話になった女性(山本)が人質にとられ…?