【日本滞在記】日本らしさの象徴 東京タワーに日本を感じて|#編集部ブログ
日本が誇る“タワー”といえば、634mの東京スカイツリーと333mの東京タワーですよね。どちらかというと都心にそびえ立つ東京タワー派の私。少し前の話にはなりますが、3月末に日本に帰国した際には東京タワーが見える場所で花見でもしたいなあと、韓国人の友人を引き連れて東京タワー近くまで行ってみました。
私はもともと宮崎出身で、東京には合計5年程度しか住んだことはありませんが、いまでも東京タワーをみるたびに日本の“中心”にいるような気持ちになります。特に今回は帰国後ということもあり、「日本に帰ってきたんだな〜」という感覚がより強くなりました。私がカナダへ旅立った1年半前よりも外国人観光客を多く見かけましたし、東京タワーの足元にあるクレープ屋には行列ができていて、日本でもコロナは終わったような感じなんだなということも感じました。海外メディアのテレビ取材のようなものまで行われていて、“いつもの風景”に戻ったような嬉しさを覚えました。
「桜と一緒に見てみたい!」。日本初来日の韓国人の友人の希望もあり、東京タワーと桜が一緒に写真に撮れる“映え”スポットも探すことに。東京タワーから少し歩くと「増上寺」という大きなお寺があるのですが、そこからの景色が最高だったんです。
日本の伝統的な建物の雰囲気に、後ろに見える大きな東京タワー、そして3月末の満開の桜。「ザ・日本」という美しい風景がそこにはありました。やはり人気のスポットなのか、日本人や外国人であふれかえっていたように思います。日本人の私でさえその美しさに圧倒されたわけですから、海外の人から見たこの景色はどれほど心に残るものだったでしょうか。一時帰国でこんなに感動するなんて。ベストの季節に帰国できて、日本らしさを感じることができて、本当に幸せに思います。
福島未来
ザ・文系なのにデータ分析を学ぶためトロントに留学に来た元新聞記者。宮崎県出身なので冬は大の苦手。趣味は映画鑑賞とK-pop!フィンチの韓国系カラオケ店によく出没します。将来の夢はデータジャーナリスト。