TORJA4月号の編集後記より | 編集長のヒトモノトコロ
良い天気になってきました。新緑の季節、トロントがキラキラする季節です。個人的にはカナダに来てから発症した花粉症によって苦しみの数ヶ月の始まりになります。
美味しいものも出回ってきますね。もう少しするとアスパラガスのピッキングに訪れたりします。太く大きく育ったみずみずしいアスパラガスはまさにフレッシュ。塩茹でしてマヨネーズをつけて味わうと春を感じます。
4月はイースターの連休もあります。アルゴンキンやケベック、モントリオールの郊外にあるコテージに滞在し、雪解けと春の訪れを感じる小旅行が好きです。トレッキングやサイクリングを通して、新緑の匂いや水の音、鳥のさえずりや動物たちとの遭遇など、大自然ならではのエンターテイメントが満載なのはカナダに住んでいる楽しみの一つでしょうか。
何れにしてもクルマがないとなかなか遠出できないのが不便なところでもあります。しかもコロナ渦から続く新車不足、中古車価格の高騰、最近の原油高によるガソリン価格の上昇や物価高という状況は、パンデミックが終わったというのに、また新たな戦いに突入した感じです。いろんなことに負けないように今月も元気よく明るく過ごしていきたいと思います。きっと良い話が飛び込んでくることでしょう!(発行人)
先月に引き続き、今月の「ヨーロッパの伝統菓子」特集も濃厚でしたね〜。昨年スイスに訪れた際、老舗チョコレート店「シュプリングリ」でクレジットカードを出す手が震えるくらい奮発して購入したチョコレートの味が忘れられず(今まで食べていたものは一体何だったんだ!?というくらい衝撃の味でした)また美味しいチョコレートが食べたいな、と思っていたところ、同じくスイス発のチョコレート店「レダラッハ」がヨークデールモールにもオープンと原稿にあり、早く買いに行きたいなとソワソワしながら仕事をしていた次第です(笑)(調べていただき、ありがとうございます!)。
と、こんな呑気な話より、ウクライナが大変です。ウクライナ人の知人でさえも、まさかこんな事態になるとは思っておらず、直前まで「大丈夫〜大丈夫〜」と人ごとのようでしたが、今は気が気ではないようです。私にできることは、遠くから願うことと、少しの募金程度ですが、どうか1日でも早く、終息しますように。(MGDS)
3月21日は、イランの正月「ノールーズ」でした。厳しい寒さを耐え忍んだ植物が新芽や花を開き、人間の身体も軽やかになるこの季節こそ、新しい年の始まりにふさわしいということで天文学上の正確な春の始まりの日(日本の春分の日)がお正月とされているみたいです。
夫がイラン系カナダ人なのでカナダにいる夫の家族とお祝いをしました。コロナ禍でなかなか会えなかった親戚と会話を交し、まだ小さい夫の従兄弟たちと遊んだり、美味しいご飯をみんなで囲んだりとても楽しいひと時を過ごしました。(島袋)
3月は辛いニュースを目にすることも多かったように思います。ロシアのウクライナ侵攻のニュースは日々本当に心が痛みます。カナダが国として経済的・軍事的な支援も行う一方で、民間の人々は国境を超えて団結して戦争反対の声を上げています。それはウクライナの人だけでなく、ロシア国民の人たちでさえも勇気を振り絞り声を上げる人、行動に移す人もいます。
誰も幸せにならない戦争。1日も早くウクライナに平和が訪れることを心から祈り、TORJAを通して発信したり、個人的に寄付をしたり、微力ながらでも私にできることを続けていきたいと思います。(YUKA)
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