TORJA6月号の編集後記より | 編集長のヒトモノトコロ
2年間のパンデミックや緊急事態宣言が嘘だったかのように、だいぶ日常生活が戻ってきました。しかしインフレや物流問題、半導体不足など世界経済の問題が個々のビジネスそして生活にまで直結してきているのは大きな心配です。そんな不安な毎日でも雑誌作りは一日一日の積み重ねです。クリエイティブなひらめきを追い求めて取材に営業に東西南北走り回るわけですが、やはり「食」の仕事は不安を忘れて心踊らずにはいれません。
食大好き人間としては、この時期はバンクーバーのボタン海老が待ち遠しかったわけですが、ピンポイントでTaro’s Fishさんの取材で味わうことができました。あの甘さと濃厚な大ぶりの身は贅沢そのもの。カナダはもちろん世界じゅうの海から旬のもの・良いものを定期的に紹介してくれる魚屋さんに万歳!RCショーも重なり愛媛県のシマアジも運良く賞味することができ、幸せを感じました。今月号のコラムでも紹介していますのでぜひご覧ください。
次に伺ったのはマーカムのZenさん。スカボロー時代からZenを知っている者として、やはりネタはもちろんお米とか海苔とか酢などへのこだわり方は和食への誠実さを感じます。有り難くつまませてもらったのは日本産のコハダ。脂のノリ・艶といい、コハダは寿司職人の仕事が分かるなんて言われますが、なかなか味わえない一貫をいただきました。そしてZenといえば、今も昔も最高の一品は〆のネギトロ巻きです。最高のマグロのトロの良い部分だけを使って、赤酢のシャリとともに高級海苔に包まれた1本をがぶりと頬張ります。
やっぱり魚って美味しいですし、オーナーのこだわりとか人柄がよく分かるお店って旨いですよねと言いたかった今月でした。(発行人)
先日、友人のスマホが古くなったのか、撮りためていた写真が次々とダメージを受け、グレーになっていくという現象が起こりました。バックアップを取っていなかったようで、旅行の写真などが、復元できず落ちこんでいました…。私も過去に旅先でカメラのSDカードを盗まれたことがあり、バックアップは必ず2、3箇所に取るようにしています。ひとつはiCloudに、もうひとつは「Shutterfly」を利用しており、スマホのアプリではオートアップロードにしています。
「Shutterfly」では、たまに今と同じ季節に撮った過去写真をリマインドしてくれるのですが、先日のリマインドは8年前のボリビアの写真3枚。なぜか野良猫と、野良犬と、野良アルパカがこちらを向いているものでした。他にも人物やウユニ塩湖、アンデス山脈の風景写真などもアップロードしているのに、AI(?)的に動物の気分だったのでしょうか?AIのチョイスが謎です。(MGDS)
今月のビクトリアデーでは、あちこちから花火の音が聞こえましたね。去年のビクトリアデーではリバーデールパークに行きましたが、今年はクリスティピッツパークに行きました。しかし公園の周りに木が多く、ちゃんと見えなかったので花火の打ち上げ場所を探すと、なんと個人宅の前庭。打ち上げている周りには人もおり、その距離はわずか2~3メートルほどでした。大きな打ち上げ花火はもっと距離を取らないといけないと思っていたので、驚きです。
その近くの庭ではアメリカのロックバンド「KISS」を模倣したバンドの演奏もあり、人だかりのせいで通行人や車はなかなか通れず…日本では家の庭で打ち上げ花火をしたり、大音量のバンド演奏をするなんてこと、そして近所の人がそれを受け入れることもなかなか想像できません。カナダだなあ…と感じた時間でした。(Yuko)
Website:torja.ca
facebook.com/TORJA.VANJA
@TORJA_Toronto
@torja_toronto_japan
Digital Publication・Back Number
torja.ca/issuu/index.html
Vancouver:「VANJA」
Website:vanja.jp
@vanja_vancouver_japan
English Online Media:「Japan in Canada」
Website:www.japanincanada.com
facebook.com/japanincanadadotcom
@blogJPinCanada
@japanincanada
TORJAの編集長
ツイッターとかインスタグラムも随時更新中。
ツイッター: @TORJA_Toronto
インスタグラム: @torja_toronto_japan
フェイスブック: @TORJA.VANJA
バンクーバー発のウェブメディア https://vanja.jp/ と英語ウェブメディア http://japanincanada.com/ もご覧ください。