TORJA2023年12月号の編集後記より | 編集長のヒトモノトコロ
dot To dotというトロント日系ビジネス交流会をIACE満木さん、OCS玉井さん、久保さん(現在日本)と発足したのが2013年。1-2ヶ月に1回のペースで会を重ねる中、コロナで休止していましたが、ようやく今年11月に忘年会という形でMYNDS海野さんに参加いただき、なんと130名を集めた復活祭を波レストランで開催しました。
「たまたまトロントに居る職業や価値観もバラバラな人たちが、定期的に1カ所に集まって話をすることで、新たな価値や存在意義を見いだし、人的ネットワークが広げ、結果として、トロントやカナダや、日本社会に対して、良い影響を与えていくこと」を目的として掲げ、活動をスタートしたdot To dot。名称の由来は、ひとつの「点」に過ぎない参加者が、つながっていくことで、未来に意義ある「大きな絵」を完成させていく。そんな発起人たちの想いが込められています。
海外に長く住み、家族が増えたり、様々な繋がりが生まれてくると、日系コミュニティーの大切さや尊さ、歴史の重さのようなものあらためて感じたりするものです。それは自分にとってとても意義あることのように思う今日この頃です。(発行人)
ナマステ。今月号はインドにて仕事をしていました。ビーチリゾートのゴアに始まり、チャッティスガル州というツーリストはほぼ訪れない場所に滞在。結構な田舎ですがそれでも去年スターバックスがオープンし、さらに今年2店舗オープン予定だそうで、急速な発展が見て取れます。ただ、現地の人にとって値段はとても高額で、スタバでドリンク3点注文すると、1009ルピー(約17カナダドル)、ローカルのレストランで5人で食事をした合計金額が800ルピー(約13ドル)でした。
スタバのお客さんは、ヴィトンのバッグにApple製品を所持し、ベンツやBMWで来るお金持ちが多数です。ちなみに、外国車にはヘビーな税金が掛かるため、カナダの倍ほどの値段で販売されています。桁外れの富裕層も増えていますが、店の外に出ればまだまだゴミが溢れるインド。これは16年前と1ミリも変わっていませんでした…気づいてー!!(MGDS)
今年も育児で、疲労困憊・満身創痍の年でした笑。よくワンオペ育児を、ブラック企業での勤務並みと日本で言われることがあります。トイレ休憩時間も1人になれず、理不尽な要求、パワハラは日常茶飯事です。転職・退職という選択肢はありません。賃労働と同等に語るのはナンセンスかも知れませんが、とりあえずこの一年自分なりによく頑張ったと編集後記くらいは自分を労ってあげたいと思います。
そして、来年の目標は健康。アントニオ猪木さんの元気があればなんでも出来る!と言う名言通り、健康な身体と行動力があれば、大体やりたい事はできると思います。中々自分の時間を持つことはできませんが、子供たちのいい見本になるためにも、健康で笑顔の多い年になるよう、来年も緩く頑張って行きたいと思います。(松永)
私が住んでいるアメリカでは今月(11月)にサンクスギビングがありました。10年前くらいまではブラック・フライデーのセールが夜中から始まっていたのでとても慌ただしい休日でした。何日か前から外で寝泊まりしている客や喧嘩になる客もたくさんいました。ですがここ数年では店は早朝から開くところもあれば完全に閉まっているところもあって、昔の緊迫感はなくなっているような気がします。私がカナダ初スキンケアブランド「The Ordinary」のウェブサイトを見ていたら、「Closed 」のサインが。ネットショッピングも閉店ってどうゆうこと?とびっくりしながら説明を読んでみると、「ブラック・フライデーに衝動で要らないものまで買ってしまう人がたくさん。ゴミを減らすために閉店します」とのこと。時代は変わったなぁと実感したホリデーでした。(伊藤)
ユニオン駅で日本の駅ナカを再現した催し「Next Stop: Japan」で、来場者取材を担当しました。そこで出会った、日本からトロントに来たばかりという学生さん。「日本が恋しくてたまらない」との言葉に、そうだよなあと共感しました。大好きな故郷・日本を離れてカナダに行くと決めたのは私ですし、来たばかりの時は徹底的に“日本”を排除しようとしたこともありました。しかし、ある時から無性に日本が恋しくなり、積極的に日本を生活に入れるように変えると気持ちがとても楽になったことを思い出します。このようなイベントで日本を感じるととても心が温かくなるものです。恋しさと寂しさは消えませんが、次に帰国する日を夢見て日々頑張ろうと思います!(福島)
「和」や「侘び寂び」など、日本独特の文化を英語で説明するとなった場合、あなたならどのように伝えますか?意味がたくさんあって、抽象的で、日本以外の国にはない文化で、自分でも完全に理解しているかというとそうでもない。私にとっては難題でした。日本の言葉や文化に興味を持っていただいたからには、正しく魅力的に伝えたいので、必死で自分の英語のボキャブラリーをひっくり返してお伝えしましたが、どこまで理解していただけたかは微妙です。これからは急な難題にも立ち向かえるように、日本のことを知り、英語の表現を学び、準備しておこうと思います。(高橋)
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