TORJA2026年7月号の編集後記より | 編集長のヒトモノトコロ


7月は私にとって少し不思議な月になりそうだ。自分自身が節目となる年齢を迎える。そして長女は大学を卒業し、社会人として新しい一歩を踏み出した。さらに、準備に取り掛かるTORJA8月号は15周年記念号になる。こうして並べてみると、偶然とはいえ節目が重なっている。とはいえ、何かが急に変わるわけではない。明日も仕事がある。これまでと同じように毎日を積み重ねていくのだろう。
今月号では、トロント日本映画祭に登壇した『人はなぜラブレターを書くのか』の石井裕也監督にお話を伺った。そして次号では、呉美保監督の『ふつうの子ども』のインタビューを掲載する予定である。映画に触れ、質問を考え、監督に話を聞き、記事にする。その作業を繰り返していると、自分の視点も少しずつ変わってきていることに気づく。
最近は旅に出たいと思うことが増えた。旅そのものも好きだが、行き先を考え、地図を眺め、宿を探している時間も案外好きだ。人は旅の予定があるだけで幸福度が上がるという研究があるそうだ。確かに思い当たる節がある。もしかすると旅とは、出発した瞬間から始まるのではなく、「どこへ行こうか」と考え始めた瞬間から始まっているのかもしれない。そういえば小校の頃、遠足の帰りに先生がよく言っていた。「遠足は家に着くまでが遠足ですよ!」当時は早く帰りたいと思っていたが、今になってみると案外深い言葉だったのかもしれない。旅は目的地に着いて終わるものではない。計画を立てる時間も、帰ってから思い返す時間も含めて旅なのだろう。そう考えると、次の旅先を考えている今も、すでに旅の途中なのかもしれない。
僕らは何歳まで働くのだろう。何歳まで元気に動き、新しい場所へ行けるのだろう。
そんなことを考えながら、また一カ月が過ぎていく。
気がつけば2026年も半分が終わった。時間は思っている以上に早く進む。
(発行人)

今年もまたパティオ三昧の日々がやってまいりました。毎年、この時期になると、週一くらいのペースで訪れるお気に入りのパティオがあるのですが、先日、その敷地前にCity of Torontoの「Notice」サインを見つけてしまいました……そう、ここも取り壊してコンドになってしまうのです。
家の近所で、この場所以上のパティオはもう見つけられないので、非常に残念です。リーズナブルで、広くて(←これ貴重!いつでも待たずに座れることが多いので)、開放的なスペースは、夏の夜にピッタリだったのですが泣。
皆さんのおすすめパティオはどこでしょう?是非教えていただきたいです!切実です!
ちなみに、あの「Notice」サイン、たまにビックリするくらい内容が変わっていることがあります。私の家の近所では、当初24階と32階建ての2つのコンド建設予定が、今は34階・39階に変更になり、さらに46階・58階の変更案も提出されているそうです。どんな計画なん…当初のほぼ2倍の高さで地盤は大丈夫なん?と勝手な心配をしています。
ということで、本日もパティオに出かけてサッカー観戦してきます。(MGDS)
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