TORJA2026年9月号の編集後記より | 編集長のヒトモノトコロ


最近、世界的に「アルコール離れ」が進んでいるという。トロントでもノンアルやモクテルの選択肢はずいぶん増えた。背景には健康志向もあれば、物価高もある。確かにレストランでワインを数杯飲めば、それなりの金額になる。
とはいえ、僕はお酒が嫌いではない。むしろワインも好きだし、美味しい料理に合う一杯は楽しみたい。だから「飲む、飲まない」の二択ではなく、飲み方そのものが変わってきた、という方がしっくりくる。
最近は「ゼブラストライピング(Zebra Striping)」という言葉もあるそうだ。アルコールとノンアルを交互に飲むスタイルで、夜は楽しみながら飲み過ぎない。翌日にも響きにくい。昔なら「そんなことまで名前を付けるのか」と思ったかもしれないが、やっていることは案外合理的だ。
若い世代では、睡眠や運動、仕事への影響を考えて飲む量を抑える人も増えている。一方でノンアルビールやモクテルも進化し、「飲めない人のための代用品」という感じではなくなってきた。
お酒の文化がなくなるとは思わない。乾杯したい夜もあるし、料理とワインを楽しむ時間もいい。ただ、「みんなが飲むから飲む」という時代ではなくなってきたのだろう。
飲みたい日は飲む。今日はいいかな、と思えば飲まない。途中で水やノンアルを挟む。それくらい自由な方が、むしろ長くお酒を楽しめる気がする。
僕自身も、そろそろ「何を飲むか」だけでなく、「どう飲むか」を考える年頃なのかもしれない。(発行人)

一気に気温が下がってきたトロントですが、まだまだ懲りずにパティオ・パトロール中です。最近のお気に入りは、Shop at Don Millsのトルコ料理「MADO」。同じ敷地内にあるNome Izakayaで1ドル生牡蠣(火・水限定)をいただいてから、MADOで食事というパティオ・ホッピング・コース。「Turkish Doner Kebap」は一人で食べ切るのが困難なくらいボリューム満点。シェアもしくは持ち帰りが無難です。まだ食べるんかいというツッコミが入りそうですが、食後には「Homemade Pistachio Tres Leches」と小さなカップに入った「Turkish Tea」を注文。ちなみに紅茶は1.99ドルと、お財布に優しいのが嬉しい限り!お客さんのほぼ全員が注文していた、定番ドリンクのようです。味は、普通の紅茶でした笑。(MGDS)

毎年、日本で夏を過ごした後アメリカに戻ってきて感じる脱力感に悩まされています。日本での2ヶ月の内容が濃すぎて、ホームシックというか、アメリカの生活の現実が日本と違いすぎるというか。電車で気軽にどこでも行ける自由が一番恋しいです。私の実家からは京都も奈良も1時間ちょっと。今年は奈良の橿原神宮を参拝しに行った日が偶然にも「飛鳥・藤原の宮都」が世界遺産に決まった翌日で、2駅しか離れてないのでついでに高松塚古墳に行ってきました。もちろん、それだけでは飛鳥を見たとは言えないのですが、電車と歴史が好きな娘といい思い出が作れました。また来年、続きを見に行くのが楽しみです。(伊藤)
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