ケベック州の保育園と小学校で教員が生徒の歯磨きを指導|TORJAニュース報道局
今年10月からケベック州全土の保育園と小学校で新しいプログラムが導入された。その内容は虫歯予防のため、一日一回、生徒が歯磨きをしっかり2分間しているかどうか教員がモニターするというもの。このプログラムによると教師は生徒に歯磨き前後に手洗いをさせ、歯磨き中には生徒同士の歯ブラシが当たらないよう見守らなければならない。その上、シンクが使えるのは一度につき2人まで。これに対して教員らはもちろん抗議の声をあげている。
ケベック州では最近教員不足により一人にあたる業務内容や時間が増えている。学習内容、学習障害やメンタルヘルスへの配慮だけでもストレスがかかるが、さらに虫歯予防までというと負担が大きすぎるのではないだろうか。
今はどうか知りませんが、90年代前半、私が日本で小学生だった頃は給食後に歯を磨く時間がありました。持ち物が多くて面倒だったことしか覚えていませんが、親としては磨かせるだけでなく、どんなおやつや食事が体や歯に良いのかなどを教える食育も大事かなと思います。