イエローナイフとケロウナの山火事で避難勧告が発令 | カナダニュース報道局
ノースウェスト準州イエローナイフで山火事が起き、8月18日金曜日に避難勧告が発令された。住民2万人が車か飛行機で避難し始めた。
市の郊外から最低15キロメートル離れることを要請し、交通アクセスを閉鎖する予定だ。交通量の多い道路から車が消えると店やオフィスなどが閉まり、早くもゴーストタウン化した。
自ら避難できない1500人は市が用意した飛行機で避難場所へ搬送された。ほとんどの人はアルバータ州のエドモントンやカルガリーに避難している。18日は準州で236件もの山火事が確認された。同日、ブリティッシュコロンビア州の西ケロウナでも山火事が深刻化。州は非常事態を宣言し、およそ3万人が避難した。BC州では現在380もの山火事が起きており、そのうちの158件は消火活動が間に合っておらず、さらに16件は人や住宅への被害が危ぶまれている。
避難勧告を受けイエローナイフからカルガリーまでの空の便の旅費が一時期4665ドル(約50万円)まで上り、人々を不安にさせました。以来価格が高騰しないようにコントロールされたそうですが、これから地球温暖化で山火事が増える中の避難方法について考えさせられました。避難勧告で犠牲になる人が一人でも少なくなりますように。