大麻の合法化から5年、製造元のバーンアウトが目立つように | カナダニュース報道局
「Statistics Canada」の最新の調査によると、2020年に大麻を使用したカナダ人の割合は5人に1人で、2018年10月17日の合法化以来6%増えていた。さらに2022年には4人に1人(27%)まで使用率は伸びており、需要は高まる一方であることがわかっている。
今では次々にディスペンサリーが建てられ、どこでも大麻が手に入れられるように思えるが、実は2022年11月をピークにカンナビス業界では製造の量が減っている。ピーク時には116億ドル分の商品を製造していたが、一年後の今では108億ドル分ほどにとどまっている。大きな会社が製造を縮小する中、小規模の会社の多くは廃業、または倒産しているという。
合法化以来、不法に大麻を手に入れる人が大幅に減少したが、去年の統計ではおよそ4.7%の使用者が大麻を使いたい気持ちにコントロールが効かなくなるなどといった中毒の症状を経験している。
この記事ではどのような大麻の製品が一番よく使われているかなど特定されていませんでしたが、インタビューされていた専門家はタバコを全く吸わない人が「大麻なら大丈夫」と思って吸うことがなくなって欲しいと願っているそうです。大麻を吸うことはタバコを吸うことと同じくらい体に悪いそう。使用者には周りにいる人のことも考えて欲しいですね。