交際相手の子供を殺した男性に終身刑が言い渡される | カナダニュース報道局
2021年3月、スカボローに住む交際相手の子供に有毒化学物質を入れたシリアルを与えた疑いで47歳の男性、フランシス・ヌグギ容疑者が逮捕されていた。
今月彼に対して終身刑が言い渡され、最低17年間は仮釈放の資格がもらえないことも確定した。
犯行当時、別れた交際相手のザーラ・イッサ氏へのストーカー行為が悪化し、強引に復縁を迫っていた。彼女の拒絶に対する怒りを理由にイッサ氏のシリアルに「Sodium Nitrite(亜硝酸ナトリウム)」を混ぜた容疑者。しかしそのシリアルを食べてしまったのはイッサ氏だけでなく彼女の子供、そして友人の娘だった。3人は病院へ搬送され、残念ながら友人の娘、バーニースちゃんが死亡。3人の具合が悪くなってからもヌグギ容疑者は状況を説明せず、助けもしなかった。判決が下された今も幼い娘の母親の悲しみはまだとてつもなく深いことが記者会見で感じられた。
自分には全く関係のなかった男女関係のせいで娘が殺されるとは残酷です。バーニースちゃんの死後も容疑者はイッサ氏との復縁を迫ったそう。罪のない子供たちが被害にあったことがとても残念です。このような事件がもう2度とないことを祈ります。