鳥インフルエンザ がホッキョクグマの死因 | カナダニュース報道局
アメリカのアラスカ州とカナダのユーコン準州の境界に生息するホッキョクグマが鳥インフルエンザにより死亡したことが明らかになり、カナダのホッキョクグマも感染の恐れがあることが分かった。
死亡したクマは昨年12月にアラスカで見つかっており、その後米国農務省によって死因の解明が進められてきた。鳥インフルエンザはユーコン準州のアカギツネにも一年以上前から見つかっている。ホッキョクグマやアメリカグマ、コディアックヒグマなどが感染した野生の鳥を食べたことから広まっていると考えられている。地球温暖化により氷より地上に生息する時間が増え、死んだ鳥などを食べることが増えたそう。哺乳類から哺乳類の感染は見つかっていないが、鳥インフルエンザはアメリカのメイン州でも見つかっており、この2年間で500頭ものアザラシの命を奪っている。
研究者によると1頭のクマの死だけでは世の中は振り向かないけれども、オーストラリア以外の全ての大陸で見つかっているため世界中の生態系に脅威を与えていることは事実だと言っています。まずは地球温暖化に歯止めをかけて海氷を守ることが大事だと彼らは訴えています。そうしたら餌の確保もできると信じたいです。