エア・カナダ搭乗客がキャビンドアを開け6時間出発遅れ | カナダニュース報道局
1月8日、トロント・ピアソン国際空港でドバイ行きのエア・カナダのフライトに搭乗した乗客がキャビンドアを開け、ターマック(駐機場)に落ちる事故が発生した。
これを原因に319人の乗客を乗せた旅客機の出発は6時間も遅れた。事故を起こした乗客は搭乗する際には何も変わった様子はなかったが、席に着く代わりに搭乗に使われていなかった方のキャビンドアを開けた。その人物は当時精神的に不安定だったことが捜査で分かっている。落下した際に怪我を負ったものの大事には至らなかった。
飛行機の事故といえば今年に入ってすぐに羽田空港で日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突し、大火災が起きた。5日にはアメリカのアラスカ航空の旅客機がオレゴン州を離陸直後に客席横の窓などが吹き飛ぶ事故が発生。大きな怪我をした人はいないものの、このようなことが続いていることで飛行機に乗る人の不安は増すばかりだ。
コロナが明けてやっと飛行機に乗る機会が増えた人も多いと思います。これまでだとコロナだけでも心配事が多かったのに、これからは乗り物に乗ることの安全性も気にかけないといけないとなると心が落ち着かないですよね。必要な交通手段とはいえビジネスはビジネス。お金儲けのために安全性が疎かにならないことだけを祈っています。