「買い手市場」続くトロント不動産価格下落圧力なお継続|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット

住宅マーケット年別比較チャート

2026年4月のTRREB全域・全物件タイプの総取引数は5,946件となり、2025年4月の5,556件からプラス7.0%の増加となりました。全物件タイプの平均価格は105万1,969ドルで昨年同月の110万6,505ドルからマイナス4.9%を記録しています。
新規リスティング数はマイナス9.3%、有効リスティング数はマナス6.4%です。取引数が前年度同月比で増加となるのは2025年9月以来のことです。
物件タイプや価格帯、エリアなどの条件により差がありますが一部マーケットの動きが活性化しているサインが見られるように思われます。ただしそれは極めて限定的なものでなおかつ売り出し価格が低く設定された物件に集中する傾向もあり、この売り手マーケットでは価格を下げないと買い手を引き寄せにくいという事実を示しています。
平均売却日数は43日間で、昨年4月の37日間からプラス16.2%の上昇。物件タイプ別に平均価格を見てみますと、

の順に並びました。
TOKO’s EYE
取引数は増加傾向ですが価格はまだ下がり気味、そして物件供給数は減少傾向(在庫数が減少傾向)であり、もしもこれら傾向が保たれたならば将来的などこかでマーケットが買い手市場からもっとバランスの取れたマーケットにシフトするであろう事を意味しています。
ですがそれは2026年内ではない可能性が高いと予測されています。現時点で価格の減少傾向が継続している事実は下方圧力が続いている事を示しており、また中東危機による世界的な影響、続くアメリカとの貿易摩擦、高止まりする失業率など、短期で改善の見込まれない条件が多々あります。このようなマーケットでは焦りは禁物で、長期的視点から状況を眺め判断する事が求めれます。





