地下鉄がコンサート会場!個性あふれるTTCミュージシャン!
こんにちは、トロントで留学・ワーホリ中のNaoyaです。トロントの公共交通機関であるTTCの地下鉄でよくミュージシャンが演奏しているのを見かけます。軽快な演奏で、人々を落ち着かせてくれたり、オリジナルのBGMになってくれたり。そんなミュージシャンたちがどうやって演奏しているのか気になったので、今回は少し紹介したいと思います。
TTCミュージックについて
そもそもTTCでの演奏が始められたのは約35年前から。現在ではトロント地下鉄の25か所で演奏されており、今もなお増えているそうです。以前まではSubway Musician Programという名前のプログラムだったのですが、現在はUnderground Soundsに変更されました。
選ばれしものだけができるTTCでの演奏
誰でも演奏できるというわけではなく、オーディションに合格し、無事ライセンスを取得したアーティストのみが演奏できるという、かなり確立されたシステムが実際にはあります。ちなみに一回のオーディションでライセンスが交付される人数は90名。さらにその中の一組だけがユニバーサル・ミュージック・カナダと契約し、レコーディングができる権利を与えられます。トロントで活躍したいミュージシャンにとってはかなり重要なステップであると言えますね。
TTCではたくさんのミュージシャンを見かけますが、日常に溶け込んでいるのであまり詳しく見ない方も多いと思います。しかし、昔からの歴史があり、しっかりとしたステップを踏んだ選ばれた人間だけが演奏をしているので、腕前はかなりのものといえます。
普段は日常に溶け込んでいるものも、しっかり見てみると意外とおもしろかったり、思わぬ発見があったりします。みなさんも一度足を止めて、普段気にしないことに目を向けてみてはいかがですか?ではまた!