People.23 vol.02「ONE OK ROCK」Yuiさん|カナダで挑戦する若者

日本を代表するロックバンド、ONE OK ROCKが2024年ワールドツアーを開催し北米含む世界7都市8公演を完走しました。北米ではYOASOBI、XG、藤井風などの少し風変わりしたアーティストやSNSで一気に認知が広がったアーティストが現在人気を博していますが、「ロックバンド」というジャンルにおいて、着実にファン層を広げアジアのみならず北米やヨーロッパでも定期的に公演を行っているのは数少ない例ではないでしょうか。
ワンオクが初めてワールドツアー(北米含む)を開催したのは2013年頃で、その後発表された2015年のアルバム「35xxxv」ではEnglish.verも発売。一気に海外進出が加速しました。ではなぜ海外人気が出始めたのか。それは圧倒的な歌唱力はもちろん他に2つのキーがあります。
- ボーカルTAKAの英語力
- 海外を見据えた曲編とマーケティングです。
ボーカルTAKAの英語はネイティブ並というのは有名な話ですが、実際に英語を多く取り入れた歌詞が「35xxxv」から見受けられ、本格的に海外市場を狙い始めたのが伺えます。また海外公演では、通訳を要したり簡単なフレーズで会話することが常ですが、実際Toronto公演では、昨日あった出来事や曲への想いを英語で語っていました。アーティストと観客のコミュニケーション、これこそライブの醍醐味の1つでありファンを定着させるためには重要なポイントになります。
また彼らは2019年頃から曲自体に更にデジタル要素を取り入れ、以前までの重低音で激しい楽曲からクリーンなサウンドのPop感強めの曲へシフトチェンジしていきました。新しいサウンドやジャンルを取り入れることで音楽として広がりを持つようになり、普段ロックを聞かない層の新規リスナーも獲得できるようになったのです。
上記2つを共通点として持っているのが、韓国アイドルのBTSです。彼らもネイティブレベルの英語力を持ち、全英語歌詞のPopソング(Dynamite)で世界的ヒット。「Kpop」というジャンルを世界的に広げました。今後ONE OK ROCKの活躍で日本のロックやPopシーンが更に注目されるようになるのではないでしょうか。















