【新連載】あなたもプチヒーラーに!|Wellness…温故知新
プチヒーラーとは「薬、医療に頼らずに自分で自分を癒すことが出来る、次のステップとして家族、友人など身近な人たちを癒せる」こう定義しておきましょう。まず、プチヒーラーの第一歩は東洋思想の「気」について理解してもらいます。
私たちは普段から「気」がついた言葉を使っています。「気がつく」「気が合う」「気をつかう」「気が向く」「気をそらす」などは誰もが日常的に使う言葉。その他、元気・本気・活気・勇気・気配・病気・強気・弱気などまだまだ挙げればキリがありません。言葉は文化、アイデンティティーそのものです。これだけの言葉に使われる「気」についての認識は日本人としての必須条件。「気」とは宇宙、万物の根源と考えてください。「そうは言っても見えない、触れない、感じない、いかがわしいエセ気功師がまたなんか言っているよ」そうつぶやいている読者も多い事でしょう。それも仕方ありません、書く、言う、ばかりの人が多すぎる。私はチョット違いますよ。まずは「気」を実感していただきます。百聞は一見にしかずやってみましょう。
両手を目の前で合掌します。左右どちらの中指が長いでしょうか?ひとまず同じ長さとしましょう。両手をそれぞれ両膝の上に、上を向けてゆったりと置きます。眼を閉じて、ふかーく深呼吸、そして頭の中で唱えます(本当は第三者に唱えてもらったほうがいいんですが)「だんだん、だんだん左手が暖かーくなってきます。「気」が左手にどんどん、どんどん、流れ込んで行きます。左手がどんどんどんどん大きくふくらんで、指もぐんぐん、ぐんぐん伸びてきます」これを何度か唱え、左手が温まった、何かが流れ込んだ感じがしたら、さぁもう一度手の大きさ、中指を比べてみてください。
あら、びっくり!左手が断然大きくなっていませんか。一発で変わった貴方はもう立派なプチヒーラーです。
大きくならなかった貴方「気長」に「根気」よく続けてください。(注意)くれぐれも手を大きくする事以外には利用しない様に(笑)。次号も読んでみたい「気」になってもらえましたか?
Don Suzuki
鍼灸指圧ライセンス(オンタリオ)柔道整復師ライセンス(日本)保持者1990年ワーキングホリデーにて渡加。1992年ヤング&エグリントンにTokyo Shiatsu & Acupuncture Clinic開院。現在はヤング&エグリントン、ビーチズ、ソーンヒルに3院を展開。予防医療、地域医療の普及に取り組む。カナダ連邦公認のNPO法人The Japanese Shiatsu & Holistic medicine, Society of Canada代表。日本、カナダ、世界規模でのホリスティク医療の普及に資財を投じ精力的に活動中。