うつ・無気力に効くツボ|Wellness…温故知新|あなたもプチヒーラーに!
憂鬱になったり、何もやる気がでない日は誰にでもあるもの。ストレスや多忙などで心が疲れてくると、活動のエネルギーが低下してやる気が無くなります。気分がすぐれず無気力になるなど、ちょっとしたうつ状態になったら、ツボ療法で体力増強と活力の回復を目指しましょう。
①気海(きかい)
おへその下にあるツボです。体の中心線上で、おへその中央下に人差し指を当て、真下に人差し指1本~2本分を測ります。体の中心に向かって優しく押します。
②湧泉(ゆうせん)
足の裏にあるツボです。足の指を曲げると窪む所のほぼ中央にあります。足先に向かって押し上げるようにすると良いです。左右同様に押しましょう。
③神門(しんもん)
手の平を上にした時、手首の関節部の小指寄りの端にあるツボです。関節上にあるので強く押し過ぎないように気をつけましょう。不安やイライラした気分を鎮めます。
うつ病とは?
もし、ほぼ一日中何もする気が起きない状態が2週間以上続いた場合、それはうつ病かもしれません。疲れている時は心と身体をゆっくり休ませ、うつ病の疑いがあれば、早めに病院に相談しましょう。
主なうつや無気力の原因
うつ病には脳内神経伝達物質の減少が関係すると言われています。交感神経の働きが過剰になると怒りっぽくなり、副交感神経の働きが強過ぎると無気力になるため、自律神経のバランスが大切です。
予防のために心がけること
なるべく日の光を浴びるようにし、活動と休息のメリハリをつけましょう。また、睡眠のリズムを整えるほか、定期的に運動をして栄養バランスの良い食事を摂るとうつの予防になります。
Don Suzuki
鍼灸指圧ライセンス(オンタリオ)柔道整復師ライセンス(日本)保持者1990年ワーキングホリデーにて渡加。1992年ヤング&エグリントンにTokyo Shiatsu & Acupuncture Clinic開院。現在はヤング&エグリントン、ビーチズ、ソーンヒルに3院を展開。予防医療、地域医療の普及に取り組む。カナダ連邦公認のNPO法人The Japanese Shiatsu & Holistic medicine, Society of Canada代表。日本、カナダ、世界規模でのホリスティク医療の普及に資財を投じ精力的に活動中。