寿司・和食 – 海外求人企画「カナダで働く・起業する」| Zen Sanuki Udon・ヘッドシェフ 北島拓さん【後編】|PR
ワークビザサポート有り。日本から海外でチャレンジしたい料理人・寿司職人、パティシエ、パン職人のほか、独立精神があり、調理専門学校に通う若手も積極募集中
北島さんがうどんの出汁と豚醤油をブレンドしたスープを開発、さらに研究を重ねた自家製の手揉み麺を作り完成したZENオリジナルの豚醤油ラーメン
北島拓さん【後編】
ITエンジニアとして15年以上のキャリアを積む傍ら、2014年に渡加。カレッジでジュエリーを専攻した後、いったんは仕事のために日本へ帰国するもカナダでの生活が忘れられず、再度カナダへ戻ることを決意。日本で寿司職人を養成する学校に通い2019年にZenグループに入社、讃岐うどん店の立ち上げスタッフとして働き現在はヘッドシェフを務める。学生時代は考古学、社会人としてはIT業界など異色の経歴をもちながら、「スタートに遅いということはない!」と語る。
【前編はこちらから】
https://torja.ca/zen-kitajima-01/
■商品開発を通して自分のレシピ・料理で〝お客様に喜んでもらえる〟というやりがいに気づく
経験がほぼ無い状態から飛び込んだ飲食業界でしたが、当時Zenに入ることに迷いはありませんでした。Zenでは和食、割烹や高級寿司のほか、うどん、カジュアル系寿司などグループ内でいくつもの業態のスタイルを経験でき、それらを比較できたことは飲食業や料理の面白さや魅力、奥深さを感じることにつながりました。
パンデミック中は営業規制の中、商品開発に取り組むようになりました。この期間は、スタッフ全員で〝お店としてどうすれば集客に繋がるか、どうすればお客さまに喜んでもらえるか?みんなで考えながらトライしてみよう〟、という雰囲気でした。
商品開発を行なっていく中で、〝自分のレシピでお客様に喜んでもらえる〟ということに喜びややりがいを感じるようになりました。コロナによって営業面では大打撃でしたが、そのことによってZenが掲げているこだわりを活かしたメニューの開発や既存のメニューの改良などを推し進めることができたと思っています。
■このお店の良さは「人」である
二号店立ち上げ当初は本店から総料理長の佐藤がキッチンを統括しており、味やオペレーションだけでなく、料理人としての心構えなどを学びました。パンデミックの際に再び佐藤が二号店のキッチンを統括することになったため、ともに改善案などを検討していくことが日常的な業務となりました。最終的に佐藤が本店に戻るときに、「北島さんならこの店を任せることができる」と言葉をかけてくれたのが嬉しかったです。
どんな職種でもそうだと思いますが、一つ一つの仕事を積み重ねて信頼を得てこそ、チャレンジすることができます。このお店は情熱を持って仕事をすることに応えてくれる環境だと思います。それは、オーナーの考えに潜在的に共感している人たちが自然と集まっているからだと感じていますが、だからこそ、Zenの良さは「人」であると思います。そういった人たちで作り上げているので、働きやすい環境です。
ZEN料理長・佐藤健志さん、オーナー柏原さんに聞く【PR】|海外求人企画「カナダで働く・起業する」
自分の持っている正解は日本では正解だけど、カナダでは正解ではなかった。ZENでの仕事を通して何度も修正して、ここでの正解を見つけてきた
■グループを大きくしたいのは、美味しい寿司や本物の日本食が多方面に広がることで、喜んでくれる人や幸せを感じてくれる人を増やせるから
前職では取締役というポジションにはいましたが、会社を大きくするための力が及ばなかった部分もあったと感じています。そういった反省点も踏まえて、Zenが未来に向けて進んでいくことに力を注ぎたいと思います。具体的には多店舗展開や、メニュー開発を中心とした研究所のような部門があっても面白いかもしれないですね。
ただし、重要なことは単純に会社を大きくすればよいということだけではなく、多店舗展開などをすることで美味しい寿司や和食、うどんがたくさんの地域に広まり、喜んでくれる人や幸せを感じてくれる人を増やしたいという考えを持っていることです。
■職人の世界に耐えられる力と他業種でも培ってきた知見を発揮できる人材
Zenは本格志向ですから、ある程度〝職人の世界に耐えられる力〟は求められていると思います。一方で、私や二号店で働く人たちの中には全く異なるバックグラウンドを持つ人も多くいます。これまでの経験が料理とは違うフィールドであったとしても、その知見がZenにとっての財産になると考えています。そういった意味では、新たな気づきを感じさせくれて刺激を受けられる人と一緒に働きたいですね。
私は36歳でカレッジ入学し、40歳を過ぎて会社を辞めて飲食業界に入りました。一般的には遅いのかもしれませんが、自分の気持ち次第で挑戦することに全然問題はありませんでした。年齢に関係なく実力を発揮できる、それが海外で仕事をする良さかもしれません。特にZenでは年齢層が幅広く、前職の業種が多様な人材が多いですから、それがバリアにはならない環境です。スタートに〝遅い〟ということは絶対ありません。
寿司職人の柏原氏が、オタワそしてトロントでキャリアを積み、2000年にトロントで「Zen Japanese Restaurant」をスタート。2015年、マーカム市に移転し、日本食材にこだわった本格的な寿司と割烹をメインとした店にリニューアルオープン、地元の食通たちから圧倒的な支持を集める。2019年には柏原氏が長年の念願だった讃岐うどん店「Zen Sanuki Udon」をトロント・スカボローにオープン。さぬき市の製粉を使った自家製生麺と化学調味料を使わず自然素材100%を使った出汁のスープにこだわっている。柏原氏は、日本食レストラン協会トロント支部の理事も務め、愛媛県とともに「和食まつり」をトロントで2年連続開催するなど、日本の食文化・食材などの振興にも力を尽くしている。
求人のお問い合わせ: zengroup.recruit@gmail.com