日本とカナダのビジネスの可能性 第6回
カナダのビジネス環境で起業し発展が期待される魅力的な企業を紹介
Manulife Financial


親日家のドナルド・グロイエン社長

今回紹介するカナダ企業は、127年の歴史を誇るカナダ最大の保険会社マニュファクチャラーズ・ライフ・インシュアランス・カンパニーである。1887年カナダ初代首相であったSir John A. Macdonaldが 初代社長に就任し、創業した。保険業務はカナダ国内に留まらず、1893年にカリビアン、1897年に香港を含む中国などアジア地域、1903年には米国に進出した。また1980年代〜1990年代には合弁買収により大きく成長した。
2008年、Gail Cook-Bennettが最初の女性会長に就任した。マニュライフ社は保険業界においてカナダ最大、北米で第2位、世界では第5位の規模に君臨している。2000年には破たんした日本の第百生命株式会社を救済し、2001年4月2日同社の投資によりマニュライフ・センチュリー生命保険株式会社として再生された。2001年9月、マニュライフ生命保険株式会社に社名変更され今日に至っている。2004年米国ジョン・ハンコックと合弁。2011年の東日本大震災へ義援金100万ドル拠出している。
マニュライフ社の企業ビジョンはProfessionalism(プロ意識)、Real Value to Our Customers(顧客に真の価値提供)Integrity(誠実)Demonstrated Financial Strength(財務力の実証)Employer of Choice(選ばれる企業)、これらの頭文字をとって“PRID”と揚げている。
事業内容は、個人生命保険、生活ベネフィット、証券投資信託受益証券、個人資産管理、終身年金、利息保証契約、高利回り預金、家屋ローン、投資ローン、グループ保険(生命、健康、身障、年金)、旅行保険、債務保険、国際従業員利益管理等、多岐にわたっている。
企業概要は、運営資金C$574.6 Billion(2013)、従業員27,838名(2013)、株式上場TSX、 NYSE、 PSE、世界拠点所在地はカナダ本社、米国、香港、中国、台湾、日本、シンガポール、マレイシア、タイ、ベトナム、カンボジア、フィリピンにある。
資産総額はC$230.3 Billionでその主たる運用内訳は、社債26%、国債23%で、国別シェアーでは米国47%、カナダ35%、香港とアジア9%、欧州5%、日本5%。である。尚、日本支社マニュライフ・ファイナンシャル株式会社の従業員は4,317名(2013)、資産2.1兆円、契約高5兆5441億円(2013)を誇り、カナダによる対日投資の最大事業として発展している。社会的評価として2013年Canada’s Top 100 Employers、 Canada’s Ideal Employers、 Canada’s Top Employers for Young Peopleを受賞している。
これらカナダの新技術やビジネスが日本でも広くアピールされ、日加ビジネス交流に発展してくれることを期待しています。
[ 情報源DFAIT, OMEDT, MaRS, ON Centre of Excellent / 文責不問]
市田 嘉彦
京都五条坂出身のビジネスコンサルタント。民芸、ラテン 音楽、合気道愛好家。座右の銘『今ここで頑張らず に い つ 頑 張る』京 都 大 徳 寺 大 仙 院 尾関 宗 園 住 職。JAPAN TRADE INVEST (Consultant) 、Former Investment Advisor at JETRO Toronto











