TORJA2026年3月号の編集後記より | 編集長のヒトモノトコロ


トロントで好きな食べ物は何ですか、と聞かれたら、けっこう真面目に「フォー」と答えると思う。牛骨の深いだしもいいし、鶏の澄んだチンタンスープもいい。どちらも、体にすっと入ってくる。しかも、お店ごとにちゃんと違う。だから、食べ歩く理由がある。
そういえば、昔シドニーで食べたベトナム鍋のことも、いまだに忘れられない。生春巻きも、あの軽やかさがいい。グリルしたポークとご飯のワンプレートも、最近流行っているとベトナム通の同僚から聞いた。たしかに見た目も味もクセになる。
そして、ここ1〜2年で確実に増えたのが、ベトナムコーヒーだ。あの濃さ。「濃い」だけじゃなくて、ちゃんと満たされる感じがある。コーヒーが好きな人ほど、あれにはまるんじゃないかと思う。
でも、やっぱり最後はバインミーに戻ってくる。フランスパンのあの食感に、具材がぎゅっと詰まっていて、しかも店ごとにちゃんと個性がある。フランスとベトナムが混ざって、こんなに楽しいものになるんだな、と思う。
そして何より、まだこの街には、5ドルで食べられるバインミーがある。美味しくて、安くて、早い。このシンプルな3つが、今のトロントでは、少し特別に感じる。
物価が上がって、いろいろな不満も聞こえてくるけれど、それでも、こういう食べ物がちゃんと残っている街は、やっぱりいい。
次は、味だけじゃなくて、その背景もちゃんと見てみたい。ベトナムのコミュニティーがどうやってこの街に根づいてきたのか。どんなフードカルチャーがこの街で育ってきたのか。その歴史ごと味わうような特集ができたら、きっともっと面白くなる。
食べることって、まだまだ、奥がある。(発行人)

以前にも書いたサービスが最高すぎる中国系火鍋レストラン「Hai Di Lao」。寒い季節なので、また行きたくなり、予約を入れ(予約無しだと1時間待ちという人気ぶり)、イートンセンター横の店舗に行ってきました。食べ放題ではないので、自分の好きなものを好きなだけ注文できるのが良いところ。そろそろ〆の麺を注文しようかなと思ったところ、横の席に新しいお客さん3人組が到着。どうやらそのうちのカップル2人が揉めている様子。若い女性が大声で何度も男性を怒鳴りつけ、怒りが収まらないのか、鍋にコップの水をぶちまけ、男性にも四方八方から水をかけ始めました(店員さんは冷静に何度も水を注いでいました)。ドラマのようなシーンが実際に目の前で繰り広げられ、残念な気分になっていたところ、マネージャーさんが私に「注意したんですけど、収まらなくて申し訳ないです。お詫びに少し割引させていただきます」と置いていった伝票の金額に驚愕!少し割引どころじゃなくて逆に申し訳ない。でもさすがHai Di Lao!客離れをさせない技をよくご存知です。また行きます笑(MGDS)

2月のハイライトといえば、私にとってはペアフィギュアスケートの「りくりゅう」しかないです。たぶん全日本国民と同じです。金メダルを得たあの渾身の演技は、何回見ても感動してボロボロと涙が出てきます。アスリートって体も心も本当に強いんだなぁ、と深く感じさせられたオリンピック大会でした。特に、私は三浦選手と同じ身長なので、同じミクロサイズの人が世界に強さを見せつけてくれて嬉しかったです。私が今までずっと身長のせいでいじめられて苦しい思いをしてきたことを忘れさせてくれました。三浦選手にもらった勇気を胸に、周りの目を気にせず運動に励んでいこうと思います!(伊藤)
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