TORJA2024年2月号の編集後記より | 編集長のヒトモノトコロ
2024年2月号をもちまして、創刊150号を迎えることができました。読者の皆様そしてご支援いただいております皆様、誠にありがとうございます。
想いとしては、まだ150回しか発行していないのかという気持ちがあったり、もう150号も出したのか、と勝手にお疲れ様の気持ちになったりとまだまだやれるチャレンジングな想いです。
カナダと日本を繋ぐ話題は溢れています。またカナダに関するモノ・コト・トコロなども歴史を振り返っても今を見ても将来を考えてもカバーしきれないほど魅力的なコンテンツがあり、それはきっとこの先も生まれ続けていくことでしょう。
また、私たち在留邦人や日系コミュニティーを見ても同じで年々多様性と協調性あふれる素晴らしいコミュニティーになってきていると実感します。
新移民と言われる日本人永住者も多くなり、今後より一層力を入れて、新生活から終活までをカバーできるようなコンテンツの充実を目指さなければいけないと考えております。
読者様、関係者様、どうぞ今後ともご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。(塩原)
先月号はアルゼンチンにて仕事をしていました。今回の旅では、初めてAirbnbを使ってみました。今まで様々なトラブルを聞いてきたので、ずっと避けていたのですが、フライトの到着・出発時間が、早朝や深夜ではない限り、キッチンもついていて便利ですね(3箇所滞在しましたが、どのキッチンにも醤油があったのが驚きです)。管理していたピザ屋のおばちゃんが親切すぎて、とても心地よく滞在できました。過剰インフレで経済の混乱もあり、心配していた現地通貨への両替ですが、ピザ屋のおじさんが交換してくれました。US100ドルが100万円の札束ぐらいになるので、持ち運びが不便です…。カーゴパンツのポケットに現金を突っ込み、TORJA旅コラムでおなじみ、石原さんのアルゼンチン旅行記を参考に街を散策しました。私も見てみたいなと思っていた巨大なメタルの花は、私が到着する1週間前に台風で破壊され、閉鎖中でした。残念…(MGDS)
5年ぶりに日本で正月を過ごしてきました。なんと新年早々京都でお寺めぐりをしている最中にお財布を落とすドジをしてしまいました。数年に一回、免許の更新手続きで警察と名のつく場所や関係者のお世話になるのが大の苦手な私。無人交番から警察署に電話をかけるだけでもビクビクしてかなりのエネルギーを消費しました。それから「誰かが財布を届けてくれましたよ」と奇跡の電話がかかってくるまでわずか2時間!日本はやっぱり素晴らしい国です。そんな安心感も束の間、アメリカに戻るとカルチャーショックで泣きたくなります。戻ってからまだ一ヶ月も経っていませんが、また日本に帰国できる日がすでに楽しみです。(伊藤)
2024年。日本では悲しい年の初めとなってしまいましたが、カナダではいつもと変わらない元日を迎えました。お正月になると、やはり母と祖母の作るおせち料理が食べたくなります。食べたくても食べられないのは仕方ありませんが、去年に引き続き今年も韓国式の元日特別の料理をいただきました。韓国風お雑煮の「トックク」という料理は、1月1日に食べると1歳年をとると言われているようです(韓国では年が変わると年齢が上がる数え年制度を昨年まで採用)。今年は30歳になる年なので、とても感慨深いものがあります。遠く離れたカナダから日本の大変な状況、世界の緊張感漂う情勢を見ながら、2024年がどうか平和な1年になるよう願っています。(福島)
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