月刊ダイジェスト コミュニティニュース6月号 (2014年)
山本栄二総領事主催 ビジネス促進のための見本市と
桜のお花見イベント
5月7日 / 総領事公邸
5月7日に総領事公邸にて“ お花見”ビジネス見本市が催され、同イベントには日加のビジネス関係者およそ100名が出席。当日の桜は二分咲きといったところだったが、 出席者たちはさまざまな話に花を咲かせていた。
同イベントではまず、エアカナダ社のBambina Marcelloさんがここ数年のビジネスレポートを発表。ボーイング787の就航が複数航路で始まること、そして今年7月から新たに就航するトロント−羽田間直行便についてPR。さらにカーゴ便でのカナダから日本への輸出も多いことなどにも触れ、今後も日 本との良好なビジネス関係を築いていきたいと話した。
つづくJETROの大石仁志所長は、日加間の貿易の現状、将来への展望などに触れ、ANAバンクーバー支店長の松橋慶典さんは、新規就航した羽田-バンクーバー間のPRなどを行った。
そして本誌でもおなじみのオンタリオ・アウトドア・アドベンチャーズのHolly Blefgenさんと尾西知樹氏さんはMontBellのアウトドア用品を紹介。終盤には水産学博士の雨宮裕さんが、パワーポイントを用いて瀬戸内海・播磨灘の天然魚を卸す播磨海洋牧場の紹介を行った。
同イベントでの様々なビジネス分野のプレゼンテーションが異業種間理解が促し、これからより業種を越えてのビジネス協力が進められていくことが期待される。
トロント新移住者協会が2013年度年次総会を開催、
2013年度の総括と「世代交代ではなく世代継承」を理念とした
将来が話し合われる
4月24日 / 日系文化会館2階
トロント新移住者協会(NJCA)が2013年度の年次総会が4月24日に日系文化会館にて開催した。昨年ダンダス・スクエアにて開催されたイベント「祭」への参加をはじめ、2013年度に行われた様々な活動の報告とともに、原会長が提唱する「世代交代ではなく世代継承」の理念を軸としたNJCAのこれからにむけた話し合いが行われた。また、今年度より「AJC」「浮き舟の会」の2団体がNJCAの加盟団体を退き、新規でJFT(Japanese Football Club of Toronto)が加盟することも報告された。
総会後に行われた第1回理事会の席では2014年度役員の選出が行われ、下記役員が選出された。
会長:原あんず・副会長:森貞一弘、内藤洋子・会計:大藤亜希子・書記:澤原こずえ・相談役:中山あつ子、菊池幸工
村上隆ら国際的現代美術アーティスト作品を60以上揃えた
アート展示販売会が開催
5月1日〜11日 / 日系文化会館
100人近くの人々がアートを鑑賞
Waddington’s Main Gallery(275 King Street East, 2nd Floor)
老舗オークションハウス「Waddington’s Auction House」が5月1日から11日まで アジアンアートの展示販売会を開催、5月1日にオープニングレセプションが開かれ、100名近くの人々が訪れた。今展示販売会はアジ アでも日本と中国のコンテンポラリーアートに特化。会場には日本を代表する現代芸術家の榎倉康 二や関根伸夫、三木富雄、村上隆らの作品など60以上の個性的な作品群が集結。 一枚一枚の絵を入念に鑑賞する人の姿が多く見られた。
Reel Asian International Festivalが香港映画3作を無料上映、
『The Way We Dance』のアダム・ウォン監督が記者会見を行う
5月15日〜17日 / Jackman Hall(AGO)※上映会のみ
毎年5月に行われる、アジア文化、伝統、歴史などに関する 様 々 な イ ベ ント を 市 内 数 カ 所 で 行 う Asian Heritage Monthに際し、Reel Asian International Film Festivalがイベントを開催。5月16日、 17 日 に AGO の Jackman Hall に て『The Way We Dance』『 Echoes of The Rainbow』『 As The Light Goes Out』の計3本の香港映画を無料上映した。
上映前日の15日には 『The Way We Dance』の監督、アダム・ウォン監督の記者会見も行われた。『The Way We Dance』は大学生が自分の夢や目標に向かって突き進むダンスと太極拳の融合映画で、香港のみならず、昨年の福岡国際映画祭でも賞を獲得した作品。記者会見でアダム監督は「夢をただの思想に止めず、自分のガッツとともに行動にしてください」と、同映画を踏まえたメッセージを集まった記者たちに語った。
日系文化会館(JCCC)ライブラリー夏季スケジュール
日系文化会館ライブリーの6月から8月の開館スケジュールは以下の通り。
通常開館時間帯(6月)
(閲覧・貸し出し)
- 水曜日 1pm~5pm
(閲覧のみ)
- 火曜日、木曜日、金曜日 10am〜2pm
(休館日)
- 日曜日、月曜日 [6月4日(水)休館]
夏季スペシャルスケジュール(7月・8月)
(閲覧・貸し出し)
- 第2・第4水曜日、土曜日 1pm〜5pm
- 水曜日(7月9日、23日 / 8月13日、27日)
- 土曜日(7月12日、26日 / 8月9日、23日)
(閲覧のみ)
- 火曜日、水曜日(7月9日、23日、8月13日、27日を除く)、木曜日、金曜日 10am〜2pm
トロント大学でレゴロボット競技会がカナダ初開催!
日本からも2チームが参戦
6月4日~7日/ トロント大学内各所
6月4日から7日にトロント大学で行われるロボット競技会「First LEGO LEAGUE International Open Canada 2014」に日本から2チームが参戦。チームメンバー・保護者を含めた20名以上が来加する。
今大会はカナダで初めてのFirst LEGO LEAGUE(FLL)オープンであり、FLLでは通常のロボット競技会とは違い、使用されるロボットは2足歩行ロボットではなく、レゴの教育用ロボットキットを使用したロボットとなる。今大会参加団体は全72チームで、そのうち24チームがカナダ国内から、24チームがアメリカから、24チームが北米以外の国々から参加。日本からは日本国内での大会を経て選抜された「Blue Star」と「Bw2」の2チームが参加する。
Blue Starは神奈川県の茅ケ崎を拠点に活動している女子のみで構成されているチームで、国内大会では特別賞を受賞。Bw2は同じく神奈川県の新百合ヶ丘を拠点に活動している中学1年生から高校1年生の8名の男子からなるチームで、国内大会ではロボットパフォーマンス3位、総合4位となり、それぞれ出場権を獲得した。
それぞれのチームは今大会でロボット競技以外に評価対象となる3種のプレゼンテーションに向け、プレゼンテーションの英語化とその練習を集中的に行い、今大会への準備を現在進めている。日本チームの健闘を、応援しにいこう!
「First LEGO LEAGUE International Open Canada 2014」詳細:fllinternationalopen.org
商工会が第3回目となる日本語による医療制度セミナーを開催
トロント日本商工会が今年で3回目となる日本語によるカナダの医療制度セミナーを7月に開催する。こんセミナーでは「OHIP医療制度」「ファミリードクター制度」「薬と予防接種」をテーマに、トロント小児病院医師である伊藤真也先生とトロントファミリードクターであるジョナサン・カー先生を招いて、複雑な医療制度を日本語でわかりやすく解説していく。今セミナーは参加費無料で商工会会員以外も参加可能。
日時:2014年7月5日(土)午前10時~1時(受付9時30分開始)
場所:York Mills Centre内1階 Meeting Room(4025 Yonge Street)
参加費:無料 /申し込み:商工会事務局E-mail: office@torontoshokokai.org に以下3点を記載の上メールを送信。1. 参加者の氏名2. 所属会社名(任意)3. 連絡Emailアドレス / 詳細:商工会ウェブサイト: www.torontoshokokai.org
沖縄演舞エイサーグループ「カラコロ」が再びトロントで8月に公演、6月2日よりチケット販売を開始
8月10日 / 日系文化会館
昨年多くの人に感動を与えてくれた日本のパフォーマンスグループ、「カラコロ」が、この夏、その魅力を新たに日系文化会館で沖縄の演舞、エイサー公演を行う。
今年8月の公演では伝統エイサー、創作エイサーに加え、宮沢賢治「銀河鉄道の夜」をエイサーに融合させた演舞を披露する。また、ショーの前には手作りの冷やし中華や沖縄菓子のサーターアンダーギーを商工会コートカフェで販売。まずは腹ごしらえをして、昨年楽しんだ人も、見逃してしまった人も、ダイナミック、かつ繊細なカラコロのエイサー演舞と宮沢賢治の世界を堪能しよう。
日時:2014年8月10日(日)午後6時開演(午後4時半より沖縄風冷やし中華と沖縄のお菓子、サーターアンダーギーの販売)
チケット料金(全席指定):会員: $17.70+ HST、一般: $22.12 + HST
チケット申し込み:JCCC受付(416-441-2345)まで