トロントでまた素敵な出会い。
友人に誘われてベジタリアン料理教室に行ったある日。
そこで出会ったあるアーティストとして活動している女性と意気投合し、彼女のアトリエにお邪魔してきました。

彼女は1975年にトロントに来たということで私たちの大先輩ですが、ちょうど今の私の年齢の頃に来加したということでとても親しみを持ってくださり、多くのことを学ばせていただきました。
昔から絵を描くことが夢だったそうで、夢を叶えるためにフランス、モントリオール、バンクーバー、トロントのアートスクールに通い、寝ることや、食べることも忘れる_ほど作品制作に励み、時には4年間かかるコースを1年半で卒業してしまうほどの優秀な生徒だったそうです。なんでも一度始めたことはやりきらないと気が済まないたちだそうで、もともとは日本で洋裁を学び、従事していたという彼女の手作りのジャケットやソファのカバーなども、なんともクオリティが高くセンス抜群。さらには陶芸の技術も師範並、数々の素敵なお皿に感銘を受けました。

なにより彼女のパワフルさとキュートさに圧倒されました。あんなにも人を惹きつける魅力は数々の人生の経験からくるものだと思いますが、幸せで可愛らしい笑顔を見ていると自然とこちらまで前向きな気持ちになりました。
いつまでも目標を持ち続け、頑張って前に進んでいられる方は肌のツヤと目の輝きが違いますよね。
人生ってきっと、上りの道しかなくて、その傾斜具合は常に違くても、決して楽に登れるものではないと思います。
その中で様々な壁が立ちはだかることもありますが、それを乗り越えることが次第に快感になっていくことを感じて、一生ついてくる様々な困難に、毎回チャレンジし、のり越えていくという道しか実際には残されていないので、そのためにはパワーが必要。
”好き”が人のパワーになっていくとつくづく思い知らされた、そんな日になりました。
好きな人を想い、好きな友達と会い、好きなコーヒーを飲み、好きな本を読む。
さりげない日常のたくさんの”好き”を持ち続け、いつまでも幸せで素敵な笑顔を目標に、立ち止まらないこと。

そして、あの料理教室に連れて行ってくれた友達、アトリエに誘ってくれた彼女、そこに足を運んだ自分に感謝です。




