スカボローにもついにMUJI旋風が巻き起こる！トロント5店舗目MUJIオンタリオ最大店舗がスカボローにオープン！

TORJA編集部は、行列となったオープン日の前日に催されたオープニングセレモニーに出席し、一足早くスカボロー店の魅力を堪能。今回はセレモニーの模様から新店の特徴までを徹底レポート！

広い店内を活かしたMUJIらしい空間使い

オンタリオ州で一番広い店内面積となるスカボロー店、その面積は６８６０平方フィートにも及ぶ。広い入り口はダークブラウンの古材が使用され暖かい印象を与えつつ、アロマディフューザー、ファッション、そして文房具などMUJIならではの衣食住にわたる商品のバラエティの多さが一目で伺える。

明るい店内は天井も３メートルと高いので、解放的でゆったりとした印象だ。ペンが空から降ってきたような文具コーナーや、衣料品コーナーでは靴下が吊られているなど目を引くディスプレイが多い。また高さを利用して商品が陳列されているので、たくさんの商品が並べられているのにも関わらず、 スッキリとシンプルに商品の魅力を最大限に表現しているMUJIらしい印象が強い。

いざ店内を散策して見ると、奥行きが広いことに驚く。店内奥には、ベッド、棚、机などの家具が展示されており、実際に目で見て、手で触って確かめることができるので消費者にとってはとても魅力的だ。店内中央には子供服のコーナーがあり、ビーバーや白熊がプリントされた可愛らしい色とりどりの子供服が取り揃えられている。

大人気の文房具コーナーは、溢れんばかりのペン達が並べられ、まるで店内に虹がかかったようなカラフルでポップな一区間となっていた。美容品たちも、化粧水や乳液などスキンケアから化粧品、ヘア小物など一式揃えられるくらい多くの商品が展示されている。カナダで一番の大きさを誇るスタンプコーナーでは、限定スタンプもありカスタマイズもより一層楽しめそうだ。

多様性に富むスカボローにMUJIがオープンする喜び

イベントの冒頭ではまず草月流生け花イースト・トロント支部の代表、阿部菜穂美さんが挨拶を行った。スピーチの中では、MUJIの入れ物を使用した生け花のデモンスとレーションが行われながら日本の伝統文化、生け花の紹介、そして生け花とMUJIに共通する哲学が阿部さんのスピーチで語られた。

スカボロー市議会員のグレン・デ・ベアメーカー氏は、「スカボローは多種多様な民族がいるとても素敵な場所で、多民族の人々がたくさんここへショッピングに訪れます。ここでは世界各国から人が集まり、買い物をし、スカボローと恋に落ちて、暮らしていくのです。MUJIがここにオープンしたことはとても誇りに思います。明日の朝（オープン当日）は１００人、また１００人と１０００人もの人が行列を作ること間違いなしでしょう。今日は本当に来ていただきありがとうございました。」と祝辞を述べた。

オックスフォードプロパティーグループ副社長のジェイ・ドレクスラー氏は「今日はこのように、オックスフォードプロパティーがパートナーとしてMUJIのオープニングセレモニーに参加できることを嬉しく思います。このMUJIスカボロー店はカナダで７軒目、そして２０１５年のスクエアワン店、ヨークデール店に続きオックスプロパティーのパートナーとして出店するのは３店舗目です。MUJIがカナダで拡大していくに伴い、私たちのパートナーシップも成長し続けることを楽しみにしています。オックスプロパティーとMUJIは、お客様が第一という共通の信念があります。MUJIはカナダの消費者に向けて、日々の生活の基盤となるようなシンプルで親しみやすい高品質を忠実に提供しています。これからもMUJIの成功が続くこと、スカボロー店の繁盛を願っています。」と賛辞を贈った。

続いて、スカボロータウンセンター、ジェネラルマネジャーのロバート・ホースト氏は「良品質のブランドとして知られているMUJIをここスカボロータウンセンターにオープンしました。私たちスカボロータウンセンターは、世界をこの場所に歓迎し、世界がここで買い物をするとよく口にします。これは、スカボローは多様性に富んだマーケットであることを意味し、まさにグレンさんがおっしゃったようにスカボローは多種多様な人々が集まっているのです。私どものゴール、そしてミッションはお客様に最高のサービスを届けること、そんなミッションを掲げる中、グローバルで良品質を提供するMUJIをオープンすることはとても頼もしく思います。明日オープン当日には何人もの人が列を作るに違いありません。そして彼らはMUJIの高品質さを知ることでしょう。改めて、スカボローを選んでいただいてありがとうございます。」と語った。

最後にMUJIカナダの秋田徹社長は、関係者に謝辞を述べたあと、感謝を込めて、「このスカボロー店はカナダで７店舗目、そしてトロントでは５店舗目です。もう一度言わせてください、この店舗はトロントで一番大きなお店です。約７千平方フィートもあるので衣食住、たくさんの種類の商品を提供しています。MUJIは１９８０年に創立し、当時は40種類のアイテムしかありませんでしたが、現在は28カ国に７６０店舗を築き７千種類ものアイテムを揃えています。そしてこのスカボロータウンセンター店は世界で７６１店舗目です。MUJIは顧客満足度を大切にし、さらにレベルの向上をはかっていきます。私どもはMUJIがみなさんから愛され、みなさんのライフスタイルがMUJIと共に充実するよう願っています。そして、今日まで一生懸命準備をしてくれたスタッフのみなさんに感謝を述べたいと思います。ありがとうございます。」と挨拶を述べた。

ダイバーシティーに富んだスカボローの新店舗は様々なバックグランドを持つ多くの人々から愛される店舗になっていくことを願い、来場者の多くがMUJIの魅力を体感しているようだった。

ゆったりとした店舗でお客様に楽しくライフスタイルを考えていただきたい

スカボロー店はオンタリオ最大店舗ですので、他店舗と比べ、ゆったりとしたレイアウトでお客様にお買い物していただけると思っております。MUJIの商品は印が無いことが特徴であり魅力だと思っておりますので、ギフトラッピングやスタンプを活かして楽しく、自分らしくMUJI商品を楽しんでいただくことができます。

スカボロー店ではカナダ全７店舗の中で一番大きなスタンプ台を用意し、他には置いていない種類のスタンプも多数ございますので是非チェックしていただきたいです。今後は“Found MUJI Canada”という活動を通し、MUJIがモノづくりを進める一方で、世界中の国や地域で誰がデザインしたかわからないけれども長く使われているモノを見つけ、MUJIで商品化を進め、世界に出していくことを考えています。

カナダは比較的歴史が浅い国なので難しいコンセプトかもしれませんが、スカボローのように多様性に富むカナダから発信していくことが楽しみです。トロント５店舗目であるスカボロー店がお客様のご要望によってオープンにたどり着き、嬉しいですし「本当にお待たせしました」という気持ちです。是非、最大店舗であるスカボロー店にご来店いただき、お買い物を楽しんでいただきたいです。

総力をあげて作り上げた店舗でお客様を迎える楽しみ

アトリウム店やスクエアワン店で働いていた経験から、オンタリオ最大店舗のスカボロー店の店長を任され、いよいよオープンを迎えるということは幸せや緊張、色々な気持ちが入り混じって言葉にすることが本当に難しいです。

ですが、オープンに向けてスタッフ全員で協力し、お客様をお迎えする準備を整えて参りましたので、読者の皆様には是非新店舗に足を運んでいただき、MUJIと一緒に衣食住を考えていただきたいです。

MUJIがスカボロー市民に愛されるブランドになると確信

私自身も以前からMUJIは知っており、これまでもトラベル用品や生活雑貨を良く購入していました。スカボロー店のオープンにあたっては、ソーシャルメディア等を通じて多くのお客様からスカボロータウンセンターにMUJIをオープンしてほしいという声を多数いただいており、ついにオープンできたことを本当に嬉しく思います。

トロントの中でも最もダイバーシティに富んでいるスカボロー店で、これまでと同じく高品質のサービスと製品を提供し、MUJIが地元の方に愛されるブランドになることを確信していますし、期待しています。

商品が探しやすい店舗デザインが魅力的

今日初めてスカボロー店に入りましたが、店内の照明がとても優しく、清潔感もあり、とてもMUJIらしい店舗になっていて居心地がいいですね。他の店舗にもよく行くのですがこの店舗もセクションごとに製品が分かれていて、通路に余裕があり商品が探しやすい印象があります。

私ははよくペンや筆箱といった文房具を購入しているのですが、ただ商品を売るのではなくライフスタイルを売っているMUJIがとても好きなので、いつか自分の家を買うことができたら家具や生活用品をMUJIで揃えたいです。