新型コロナウイルス拡大による街の変化|COVID-19 パンデミック・カナダ
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各地で緊急事態宣言が発令となったカナダ。また、外出自粛要請や営業停止命令など、短期間で我々の生活も急変した。それに伴い、街中の風景も今までとはまるで違う顔を表している。
ここでは、写真を通してカナダ各地の風景が今回の新型コロナウイルスの感染拡大によりいかに変化したかを伝える。一変した街並みを映し出しているこれらの写真はどれも、目に見えないはずのパンデミックの威力を物語っている。
Toronto
Yonge Street
数多くの飲食店や小売店が臨時休業を余儀なくされた今、降ろされたシャッターや入り口に張り出された手書きのポスターが目立つ。かつてあった賑わいもまるで幻かのように、今はゴーストタウンと化している。
Eaton Centre
トロントを代表するイートン・センター。これは営業停止命令が発令される前に撮影された一枚だが、その中は既に閑散としている。ここにまた大勢の買い物客が戻って来るにはもうしばらく時間がかかるだろう。
King St
平日にはビジネスマン、休日には家族連れで賑わうエンターテインメント・ディストリクトも、不気味なほど遠くまで見渡せてしまう。
Metro
他人との距離を保つ取り組みの一つとして、スーパーでは最近よく行列を見かけるようになった。今回のパンデミック前には考えられないような光景であったが、これからしばらくはこれが「新たな常識」として広まることだろう。