私がトロントで経験したこと
みなさんこんにちは!時が経つのはとても早く、悲しいことに今回が最後の投稿になりました。今、まさに出発を待つ空港でこのブログを書いております。今回は、そんな私がトロントで1年間経験したことをまとめたいと思います。
①仕事「初めて経験したクビ」
先月号の編集後記でちらっと話題に出しましたが、タイトルの通り初めてアルバイトの立場で「クビ」を経験しました。理由は、機械の扱いが出来ない、英語が堪能でないと判断されたからです。簡単なiPadでの会計やオーダーも使いこなすことができなくて、情けなくて、悔しかった。もっと話せるはずなのに、慣れない環境と英語だけの環境の職場に圧倒されて上手くいかなかったんです。
日本では、「君は使えないからクビだ」なんてことは滅多にありませんが、成果を残さなければ解雇されてしまう、くらいの危機感を持って仕事に取り組む事が大切だと感じました。
②掛け持ち「3つの仕事を同時進行」
複数の事を同時に出来ないタイプの私ですが、掛け持ちの仕事も人生ではじめて経験しました。ローカルの肉屋での接客やソーセージ作り、日本食レストラン弁当部門での仕込み作業や商品開発、そしてこのTORJA編集部での活動。一時期はwebマーケティングのインターンもあり、4つの仕事を同時進行。TIFFやJCCCのボランティア活動もしていたので、本当に遊ぶ暇もなくとにかく働いていたので、毎日とても充実していました。これからワーホリに来る方々に声を大にして言いたいのは、何事も「挑戦」してほしいということ。私にはできないと思っていたけど、気付いたら沢山の仕事をこなしている自分がいました。可能思考って大事です。
③恋愛「カナディアンとの恋」
恋愛の時間なんて無いと思っていたんですが、色んな巡り合わせでお付き合いすることになった彼がいました。一番ビックリしたのは、「告白」の文化が無いという事。何となく知ってはいましたが、「彼氏彼女」という関係は日本よりシリアスなようで、互いの両親と食事に行ったりと家族を巻き込んだ付き合いになることも理由の1つなんだとか。付き合うまでに互いがパートナーとして相応しいかどうか、を見極めるプロセスが長いということ。あとは、カナディアンアクセントやスラングの理解に少し時間がかかりましたが、毎日新しい表現を吸収できるのは凄く楽しかったです。
私は、前職のキャリアを捨てワーホリに行くことを決断した時、遊びに行くだけと思われているのでは?仕事はすぐ見つかるのか?といった不安がありました。しかし、最後の1ヶ月で必死に就活に取り組んできたお陰で3社面接までこぎ着けることができました。きちんと計画性を持ち、自分の目標に向かって行動していれば、きっとこの成長した自分を評価してくれる企業があるはずだと信じていたからです。
もし、ワーホリに行くか行かないか迷っている方がいたら、世間体は気にせず自分がどうしたいかを考えて決断して欲しいなと思います。
今迄私の投稿をみてくださった読者の方々、本当に本当にありがとうございました。以上、Ayaでした♪