ECO活動に取り組むカナダ政府・企業

世界各国で地球温暖化や地球の生態系環境を保護するために様々なエコ活動を行っている現在、カナダ企業は一体どのような活動をとおして環境問題と向き合っているのだろうか。
なかなか日の目を浴びない”エコ活”にスポットをおいて、カナダ企業の環境保護活動をご紹介!

Did you know? 環境活動に積極的に取り組むカナダ

・20000000人以上のカナダで働く労働者が何かしらの方法で環境運動に関わっているということ。それはカナダの労働者全体の12%をも占めている。

・1992年は70000人ほどだった環境対策に関わる労働者が、2010年には682000人以上まで急速に増え、今現在も着実に増え続けているということ。

・多くの企業がビジネスプランニングと環境対策やエコ活動に関する知識に長けている人材に目を向けているということ。

What is happening in Canada now?

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気温の変化が現在かなり深刻化している。氷河が溶け、生態系への被害が止まらない。

空気汚染も年々深刻化し、大気中に蔓延。北半球のオゾン層が減少し、紫外線が地上に到達する量が年々増加傾向にある。

森林伐採による荒れ地化で土壌・水質・大気浄化能力を低下させ、さらに、二酸化炭素が森林によって吸収されず、結果的に地球温暖化に拍車をかけている。


1.カナダ政府の取り組み

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Environment Canada

Environment Canada (EC)は、カナダ国内の環境や自然文化遺産を守るためにさまざまな活動を行っている。 また気象情報予報を国民に伝えることも彼らの仕事。毎年変化していく自然をいろんな角度から調査、改善への方法を見出し土壌や自然界の保護に取り組んでいる。水質検査や、森林立ち入り検査などだけでなく、コミュニティ向けのアクティビティや支援も行っている。例えば、野生動物の生息地を守るためのHabitat Stewardship Programに対する募金活動、若い科学者や、環境に関する学部を専攻する学生たちへのトレーニング・就職支援も行っている。


2. カナダのトップ企業が行う、“エコ活動”

TD Friends of the Environment Foundation

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TD Canada Trustから1990年に発足された、TD Friends of the Environment Foundation (TD FEF) はカナダコミュニティに基軸をおいた国規模の環境保護組織として活動している。環境保護に徹するためにローカルコミュニティでの募金活動をはじめ、植林活動など毎年環境保護活動に力を入れている。今までにカナダ国内で19000以上のプロジェクトを通して、$53milionを環境政策のために投資してきた。


3. 100%代替エネルギーを提供するカナダ電力会社

Bullfrog Power

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Bullfrog Power(ブルフロッグパワー)は家庭への供給電力のグリッドがかわり、風力発電:20%、そしてローインパクト水力発電:80%というように100%代替エネルギーによる電力を利用を提供するカナダの電力会社。まだまだ知名度は薄いが100%代替エネルギーを使用するというアイディアは環境に気を配る人ならば興味があるだろう。現在はコストの関係で意外と利用者は少ない。しかしより研究が進めば一般家庭の家庭で使用する電力が代替エネルギーに変わる日もそう遠い未来ではないかも?


4. カナダのエコ活をスポンサーとしてサポート

Roots Canada

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カナダの有名ブランド、Roots Canadaは1973年より、環境保護に特化した団体のスポンサーとして支援を続けている。商品にもエコフレンドリーな素材を使用しているほか、店内もオーガニックペイントや、再利用の木材で設計されている。


5. 地球に優しい、機体と燃料でエコ活

Air Canada

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地球温暖化の最大の原因といわれている、大気汚染とCO2の削減に重きを置いてエコプロジェクトを遂行するのは、カナダの航空会社、Air Canada。2012年より、本格的に開始された機体の重量を軽くする事で、CO2の排出料を軽減させるプロジェクトでは機体の重量を約130kg軽減させ、CO2排出量を184,000tも減少させた。また、燃料にはBiofuel(50%のflight oil+50%のcooking oil)を使用し、排出される大気汚染の濃度を低下させている。まだこのような機体はごくわずかだが、近い将来より環境に優しいフライトを目指してAir Canada日々研究中だ。


6. 毎年恒例クリーンアップイベントでエコ活

Tim Hortons

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カナダのコーヒーショップと言えば、誰もが声を揃えて、「”Tim Hortons”!」と答えるほどカナダを代表する、Tim Hortonsは毎年Earth Dayに500人以上の雇用者ボランティアがカナダ・アメリカでクリーンアップイベントを実施している。これとは別にマニトバ、オンタリオ、BC州では週に1度のペースでローカルコミュニティーでのクリーンアップも行っている。クリーンアップ活動以外にもオカナガンで植林イベントを行ったり、ダブルカッピング(カップを重ねて飲み物を提供)を自発的には実施しなくしたりとエコ活動に熱心な企業だ。

Tim Hortonsは毎年Earth Dayに向けて開催される、Eco Festivalのビッグスポンサーでもある。ビッグイベントとしては、4月20日にTim Hortons Earth Day 5K Walk & Fun Run、5月28、29、30日にTim Hortons Earth Day Hamilton Eco-Festival が開催予定。詳しくはウェブサイトからチェック!


7. リサイクルに力を注ぐビール企業

Molson Coors

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Molson Coorsの“エコ活”は、パッケージに隠されている。ボトルは40 – 50%のリサイクル瓶材料で再製造され、アルミ缶は67%、輸送用段ボールは17%の再利用資源を使用している。一度使用された100%の瓶は回収・再製造されるため、かなりの資源が節約されている。
毎年植林活動(Red Leaf Project)も行っており今までの活動を通して112,000本の植林、2200個のゴミ収集、6700個(ゴミ袋)の雑草処理を行った。


8. カナダの美しい自然に磨かれた、豊かで地球に優しい価値ある住まいの提供

Super E

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カナダ連邦政府の機関であるカナダ天然資源省が開発した、最先端の住宅テクノロジーで省エネ、省資源、そしてなによりも健康で快適なライフスタイルを実現する、それがカナダ発の高品質住宅プログラム。カナダ国内はもちろん、寒冷地帯から高温多湿地域まで、世界のさまざまな地域で展開されている。環境と人に優しい省エネルギー住宅、Super Eハウス。最高基準の省エネルギー住宅の証として、カナダ政府から認定書が発行される。建設された後にも気密測定や換気風量測定を行い、その検査結果をカナダ政府に提出するなど、これぞまさにエコハウス。このようなプログラムをカナダ政府が行っているのは、カナダ全体のエコ活動にもつながるとてもいいアイデア。


9. “Greener” Products

SHOPPERS DRUG MART

shoppers

Shoppers Drug Martでは近年、環境に優しい、”Greener” Productと呼ばれるブランド(Bio Life, Nativa Organicsなど)の商品を積極的に店頭に並べている。環境に優しい商品を消費者に販売する事で、消費者側もエコに貢献できる。Shoppersへ行った際は、”Greener” Productに目を向けてエコ活に貢献してみよう。


10. エコバッグにこだわったブランド

lululemon

lululemon

街中でよく持っている人を見かけるのが、lululemonのエコバッグ。lululmonで商品を買うとゲットできるのだが、紙袋とは違い、見た目の可愛さと頑丈さで何度もリユースできる。女性の心をよく分かっている、素敵なエコアイディア。