JCCC映画鑑賞会 「心が叫びたがってるんだ。」2017年1月29日(日) 1:00pm~
2013年、アニメファンの枠を超え、心揺さぶる感動作として興行収入10億円を突破する大ヒットを記録した「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(以下:あの花)。テレビアニメオリジナル作品としては歴代2位の記録を打ち立て、実写ドラマ化も決定するなど、今でも日本中に“あの花現象”を巻き起こしている。その名実ともにヒットメーカーとなった監督・長井龍雪、脚本・岡田麿里、キャラクターデザイン・田中将賀の3人が再び結集し、「あの花」同様に秩父を舞台にした完全オリジナルストーリーの青春群像劇で少年少女の心の傷や葛藤、切なさを描く。
幼い頃、何気なく発した言葉によって家族がバラバラになり、突然現れた玉子の妖精に「二度と人を傷つけないように」と話すことを封印されてしまった少女・成瀬順。もともとは元気な女の子だったが、その事件がトラウマとなり、ずっと目立たないように静かに生きてきた。
高校2年生になった順はある日、担任から「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命される。一緒に任命されたのは、全く接点のない3人のクラスメイト。本音を言わない、やる気のない少年・坂上拓実、甲子園を期待されながらヒジの故障で挫折した元エース・田崎大樹、恋に悩むチアリーダー部の優等生・仁藤菜月。彼らもそれぞれ心に傷を持っていた。
担任の思惑によって、交流会の出し物はミュージカルに決定するが、クラスの誰も乗り気ではない様子。しかし拓実だけは、「もしかして歌いたかったりする?」と順の気持ちに気づいていたが、順は言い出せずにいた。そして、だんまり女にミュージカルなんて出来るはずがないと、揉める仲間たち。自分のせいで揉めてしまう姿を見て順は思わず「わたしは歌うよ!」と声に出していた。
そして、発表会当日、心の殻に閉じ込めてしまった“伝えたかった本当の気持ち”を歌うと決めたはずの順だったが…。
Jun was once a happy girl until a tragic choice of words tore her family apart. As punishment a magical fairy sealed away Jun’s ability to speak. Though she has re-solved herself to this fate, a series of sudden changes in Jun’s life – including being given the lead in the school musical – could now restore her happiness! Tatsuyuki Nagai’s heartbreakingly beautiful, mega-hit anime was nominated for the Japanese Academy Award for Best Animated Film.
チケット: JCCC会員 $10 / 一般 $12 お問い合わせ: 416-441-2345