韓国式サウナ
とにかく寒さが大の苦手で。冬の間中は常に文句を言いつづけているような私が、まめにこの時期通ってしまうのが、韓国式サウナのチムジルバン。大袈裟ではなく、チムジルバンは私の冬の救世主だ。
まずは受付でロッカーの鍵やタオル、Tシャツと短パンを受け取る。館内ではこのビミョ〜なTシャツ+短パン姿で過ごすのがルール。みんなでダサけりゃ怖くないっていうやつです。日本の健康ランドを地味にした感じで、サウナや手足を伸ばせる大きな風呂の他、韓国式のアカすりやマッサージも受けられるし、軽食もとれるようになっている。6室ある各サウナは室内の温度が38度から110度くらいに保たれていて、その部屋を出たり入ったりして汗をかくわけだ。日本のサウナと違うのは、その用意された服を着たままサウナ室に入るというところ。6室全て内容も違い、例えば”クリスタルの部屋”であれば、壁にクリスタルが張り巡らされていて、温められたクリスタルから発生する遠赤外線が、体に溜まった老廃物の排泄を促して、それが美肌にいいとか、疲労回復とかにつながるらしい。
まあ、実際のところはよく分からないにしても、サウナの後は体が温まって、気分は晴れやかだし、汗と一緒に毒(!)も流した気がするし、アカすり効果で肌もツルツル。私にとっては良いことずくめだ。まだまだ冬真っ只中。私はここに通って遠い春を待とう。もちろん「寒い寒い」と文句は言い続けるけどね。