世古学さん 講演会
同窓会 主催
Beeline Interactive Canada社長
世古学さん 講演会「これで日本を強くしよう、と信じてオヤジが話します」
留学生や若い世代を中心に様々な交流会を続けるコミュニティ団体「同窓会」で、5月6日第47回目のコミュニティ・パーティが開かれ、携帯ゲームアプリ会社Beelineの世古社長が、「これで日本を強くしよう、と信じてオヤジが話します」と題した講演を行った。当日はトロントにいるワーキングホリデーの方や留学生を中心に、現地で働く方や日本の文化や日本語に興味を持つカナディアンなどおよそ30名以上が参加した。
多くの若い世代が集まる同窓会という場で話そうと思ったきっかけについて、世古さんは「常々、自分の会社の若い社員に色々なアドバイスをしているのですが、よくよく考えると社員だけではもったいないな…と。時々、悩んでいたりする社員と話をして私のアドバイスがハマると見違えるような顔つきになったり、元気になったりするのです。私は日本のことが大好きだし、もっと今の若い人材に私がいままで得てきたことをオープンに伝えていくことによって、少しでも彼らが感化されたら嬉しいと思いました。」と教えてくれた。
プレゼンでは、「現状を変えたい・何だか違う気がする・何でもやれて何にもできない・やりたい、なりたい・チャンス到来・何だかうまく立ち回れない・死ぬほど謝る」といった、自身がよく聞かれて気付いたら話していることをテーマに、世古さんの体験談なども交えながら、参加者の心に響くトークが行われた。
講演を終えた後も積極的に参加者たちと意見交換などの交流を続けていた世古さんは、「もっと白けた感じになるかもと実は覚悟をしていたのですが、皆さん真剣に聞いてくださって嬉しかったです。あとで共感しました!というようなコメントをわざわざ言いに来てくださった方もいて大変励みになりました。」と感想を語ってくれた。
世古さんの話は、これから社会人になっていく人はもちろん、留学生や働いている若い人材などに特に響く内容だったと思う。
今回、講演を聞きそびれてしまった人には、世古さんなどが中心となって立ち上げたFacebook Page “目指せテッペン” があるので、そちらをチェックしてみよう。きっと何かヒントになるような言霊が見つかるかもしれない。