パソナ・カナダ 仕事図鑑 (保険・福利厚生編)
保険・福利厚生編
就職・転職先を決めるとき、職務内容や年収は大きなポイントです。しかし、それと同等に大切なのが、会社から支給される保険・福利厚生です。福利厚生とは、給与とは別に会社から受けられる手当てやサポートのこと。安心して仕事をするためには生活の安定や心身の健康の増進が必須で、福利厚生が充実しているかどうかは、その会社がどれだけ社員を大切に思っているかの目安にもなります。
カナダでは国が提供している健康保険(オンタリオ州ではOHIPと呼ばれる)がありますが、歯科保険や処方箋などは適応外で、自己負担となります。この自己負担分をカバーしてくれるのが会社から提供される医療保険です。尚、交通費や住宅費の補助は日本では一般的ですが、カナダで支給している会社はほとんどありません。
福利厚生の種類

2013年に日系企業を対象に行ったアンケート調査結果によると、85%以上の企業が健康保険、歯科保険に加え、眼科保険を提供しています。
福利厚生加入時期と対象者

福利厚生加入時期については、試用期間(Probationary period)が終わる3ヶ月としている企業が63.7%と一番多いようです。
医療保険の加入対象者については、95.74%の企業が従業員とその家族に保険を提供していて、この数字は年々上昇傾向にあります。
病欠日数

有給休暇とは別に多くの企業が有給で病欠を社員へ提供しています。今回の調査では、病欠日数の平均は、5.49日でした。5-9日という回答が最く、病欠なし(18.92%)という回答は、パーソナルデーやのPTOに含まれる可能性が窺われます。
有給休暇

近年PTOを導入している企業が増えています。“PTO”とは従来の有給休暇に病欠、パーソナルデーを含めた複合休暇のこと。”なし“という回答は、毎回の給与に有給休暇手当てを支払っているケースだと想像します。
勤務年数にあわせて有給休暇の日数も増えていきます。調査結果の平均を見ると、1年目:12.5日、2年目:12.5日、3年目:14日、5年目:17.75日となっています。






